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パイロットの訓練 座学② 

どうも、こんにちは。
【株式会社自分の履歴書】では、僕の過去について振り返ろうと思います。自分がどんな学生時代を過ごしてきたかを知ってもらうことで、何か参考にしてもらえたらいいなと思います。

僕が大学時代に某大学のパイロット養成コースに通い、アメリカで飛行訓練を受けていたことは今までも書いてきた通りですが、今回はその中でも座学訓練について振り返ってみたいと思います。少しでもパイロットの訓練の雰囲気を味わってもらえたら嬉しいです。


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前回までのあらすじ

ざっと前回の記事でどんなことを書いたかおさらいしておくと、
・とにかくパイロットの訓練は辛い
・座学はゆるいけど本当に大切
そんなことを書いていました。まだ読んでいない人は是非読んでみてくださいね。

座学期間は勉強するだけでは不十分

というわけで、座学訓練の期間中にとにかく勉強だけしていればいいかと言うと、それだけでは不十分です。特に、日本の養成所での訓練では不十分な場合が多いです。ではどうすればいいかと言うと、この期間の間に訓練生は知識を身につけるだけではなく、チームワークを高めてチームとしての結束を築いて行かなければなりません。

なぜなら、パイロットの訓練はチーム戦だからです。同期が一丸となって、日々の訓練で学んだことをそれぞれ共有し、分からないことを教え合い、メンタルが落ち込んできた時はお互いに励まし合って辛い訓練を一緒に乗り越えていくことが必要になります。この「共有」はパイロットの中では特に重視されている文化です。先輩にどうすれば上手く操縦できるかを聞く、同期のミスを聞いて自分も同じ轍を踏まない様に対策を考える。
自分の教官からはよく「先輩・同期の屍を超えていけ」と言われていました。

脱落率の低い良い会期はこのチーム力が高いです。そんなチームの結束は一朝一夕では作れません。自分の場合は大学に入学した時から、毎日のように同期と顔を合わせて授業を受けたり、遊びに行ったり、飲み会を開いたり、そうやって同じ時間を過ごす中でお互いの個性を理解し、チームの中での自分の役割を少しずつ自覚していく時間がありました。
僕の通っていた大学は一学年の人数が多かったため、何グループかに派閥が分かれていましたが、自分と気の合う仲間を見つけることも重要だったと思っています。座学期間で仲良くなった同期と、その後の飛行訓練の間も一緒に生活し、毎日同じご飯を食べ、本当に助け合って訓練を乗り越えました。

同期なしでは今の自分は絶対にいないと言えるほど、パイロットにとって同じ訓練を乗り越えてきた同期のメンバーはかけがえのない存在です。
訓練を終えた時にそう言えるように、座学期間は出来るだけ交友関係を広く持って同期とコミュニケーションを取り、チームの基礎を作らなければいけません。

まとめ

というわけで、パイロットの座学訓練について書いてみましたがいかがだったでしょうか。授業を受けるだけかと思いきや、意外とこの段階からパイロットとしての振る舞い的なものを求められるのが座学訓練の特徴です。
もしもパイロットを目指している人がこれを読んでいて、少しでも参考にしてもらえたら本当に嬉しいです。その他の皆さんにも、パイロットの世界の雰囲気を少しでも味わってもらえたら嬉しいです。

大学時代のことについては今後もちょこちょこ書いていこうと思うので、今後も読んでもらえると嬉しいです。

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