ルマンに勝ったフェラーリと他車のスタイリング比較。
2023年のル・マンはフェラーリが勝利。終盤にクラッシュを喫して2位だったトヨタは、残念でした。
ところでワタシの観点は基本「カッコ良さ」だけですので、そこを見ていきたい。
まずトヨタ。
どーでしょうか。
実は私、厳しいレギュレーションの下、空力などの技術を突き詰めたレーシングカーは全部、究極的にはこんな感じに似てくるのだと思っていました。
しかし!
こちら、3位に入ったキャディラックVシリーズ.R。↓
全然違う!
・フロントフェンダーからリアフェンダーに至るショルダーラインはトヨタが凸凹感のあるラインなのに対してキャディは滑らかに上がっていく。
・フロントのカクカクしたトンガリ感はアメリカン・スポーツの系譜を感じさせるし、
・縦に配したヘッドライトはキャディの市販スポーツ車の面影を感じる。↓
極め付けは、フェラーリ。
フロントの優雅なラインや、リアフェンダーからピョコッと跳ね上がったダックテールのような造形。これは…
そうです、市販の296BやSF90を思い起こさせるのです。
あと、何というパーツかわかりませんが、どのWECカーにもあるリアに垂直に立ってる板、ここに色をつけたりスポンサーのステッカーを貼ったりせず、ブラックアウトしているのも、クーペのように見える工夫だと思うんだよな。↓
トヨタ車には市販スポーツカーの面影がない(スープラに似せて欲しいとは思いませんが)。
無理に思い出すなら、これか。↓
見る人を楽しませる観点からは、フェラーリのスタイリングのボロ勝ちに見えたワタクシでした。
それは、またー。
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