[魚土産に舌鼓]ポリポリわらすぼ (佐賀)

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佐賀土産にもらった、ポリポリわらすぼ。  

ワラスボと言えば、妙にクオリティの高い動画と、有明海のエイリアンと称されるワラスボの不気味な姿で、5年ほど前にちょっと話題になった佐賀のPR動画『W.R.S.B』。
このポリポリわらすぼを食べるにあたって、久々にYouTubeで見てみたが、今見てもストーリーや映像がきちんと作られていて笑える!  

さて、このワラスボという魚。佐賀の隣、福岡ではなかなかお目にかかれず、今回初のご対面なのだ。
せっかく食べたことのない魚の加工品をもらったので、早速食べてみようと袋越しにワラスボの姿を見てみると・・・  

顔が!顔が!  

歯だけ白いのが生々しいというか、恐ろしいというか。エイリアンと呼ばれるのも納得。
なんだか精巧に出来たクリーチャーのフィギュアみたいと思った途端、食べるのが勿体なくなり・・・1ヶ月ほど経過。
そう、実は勿体ぶって長いこと放置してたのだ。  

しかし、何かの拍子に袋の中で粉々になったり、袋のどこかしらに穴が空いて湿気たりしたらいけないと思い、意を決して食べることに。  

袋から出して生で顔を見ると、ますますエイリアンっぽく見える。せっかくなので、今回はそんな正面顔の写真も撮ってみた。(写真左)
そんな不気味な頭からカブっ。  

商品名は「ポリポリわらすぼ」だが、これはポリポリなんてもんじゃない。ボリボリ、もしくはガリガリだ!
半濁音ごときでは噛み砕けないぞ!!  

堅パンも前歯で噛み割る私には問題無かったが、前歯が弱い人はあらかじめ手で一口サイズに折って奥歯で噛むのがオススメ。  

醤油とみりんを使った、日本人の舌に馴染みやすい味付けが私好み。小さい頃、おやつによく食べていたアジのみりん干しを思い出した。
ワラスボを食べるのは初めてのため、ワラスボらしい風味を感じられたか否かはノーコメント。かたじけない。
とりあえず、おやつとして好きな味だったので、今後佐賀に行った際に出会ったら買うな、これ!  

ワラスボ関連知識
旬は体が大きくなる春から夏。
旬に獲ったワラスボの内臓を取り除いて干物にし、それを煎じて粉にしたものを「もくさい」と呼ぶ。もくさいは、醤油をかけて混ぜ合わせて酒の肴やご飯のお供になる。

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