「気候変動に無関心でいられる人はいても、無関係でいられる人はいない」
 （谷口たかひさ 氏）

以前、環境活動家の谷口たかひささんのお話し会で聞いたことを、自分なりにもさらに調べて少し書きます。

異常気象、何が起きている？

「私たちが気候変動の影響を受ける最初の世代で、止めることができる一番最後の世代」
気候変動は起きていないという人もいますが、
「豪雪・豪雨・火災」など近年起きている災害について日本財団ジャーナルにまとめてあったので、抜粋を記載します。

【豪雨・豪雪】
＊日本
2022年2月に日本各地で記録的大雪が発生し、岐阜県関ケ原町の積雪は観測史上1位に。
＊南アフリカ
2022年4月に南アフリカの南東部で60年ぶりとなる豪雨が発生。
＊フィリピン
2022年4月の台風第2号、10月の台風第22号の被害により合計で440人以上が死亡。
＊ブラジル
ブラジル北東部～南東部では、2022年1・2・5月の大雨により各地で避難指示や緊急事態宣言が発令される事態に。
＊パキスタン
南アジア及びその周辺では、2022年5～9月の大雨により合計で4,510人以上が亡くなった。

【火災】
＊アマゾン
2019年に、生物多様性の宝庫といわれるアマゾンで失われた森林面積は、およそ91万66百ヘクタール。
＊オーストラリア
2020年5月半ば時点で焼亡したと推定される総面積は、1千7百万ヘクタール。北海道の面積の2倍以上に相当

引用：日本財団ジャーナル
https://www.nippon-foundation.or.jp/journal/2023/84518/sustainable

なお、アマゾンの火災は牛肉生産用の土地が必要なために、人が森林に火をつけることが多く、オーストラリアの火災は乾燥がひどいためにおこる自然発火が多いそうです。
知らなかった。。。

気候変動の悪化がもたらす未来予想図

「気候変動に無関係でいられる人はいない」という言葉を谷口さんの講演内容を振り返りつつ考えてみたところ、下記のような流れで気候変動は誰にでも関係があると言えるのではないかと思いました。

気候変動
→異常気象の頻発
→人が住める場所・食料生産用の土地・飲料用の水が減る
→資源を巡り争いが起こり、平和が脅かされる
→安定した生活が送れず、趣味・自己実現を楽しむような状況ではなくなる（無関係ではいられない）

最後に

個人ができることは限られているけど、
今の生活スタイルのうち「1％」でもよいので地球環境への負荷を減らす選択肢を、次世代に地球を引き継ぐための未来への投票として実施していきたい。地球規模で起きていることをひとりでも多くの人に知ってもらいたい。
それが私の想いであり、エゴです🌎
（もちろん、伝えた人がどのように捉えるかはその人の自由なので尊重します。）