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チガサキ⊿ライフ250 : 面接

1. 雪

 4年ぶりの積雪となった1月、娘の高校の推薦入学の面接と作文の日であった。こんな時こそ役に立つ携帯電話だが、中学校から持っていくことが禁止されており、最近使わないテレホンカードを探して持たせた。

2. 本番

 中学校で面接の練習や指導をしてくれるそうで、想定問答をシートに書き込んで、先生が添削してくれていた。昔はそんなサポートが無かったと思うが、授業に加えた受験対応に先生は大変である。本番の面接では、面接官の先生一人に、7人の学生が同時に面接で合計10分しかなかったそうである。「志望動機、高校で頑張りたい事、好きな科目・嫌いな科目とその理由」の想定内の質問で、しかも一人の回答時間は短く、「緊張して損した。」と娘は余裕の表情であった。作文のお題も「中学時代に一番印象に残っている事」で、修学旅行の事を書いて万全だったらしい。

3. 雪だるま

 東海道線が雪で止まる前の先手を打って早く家に帰ると、高校受験を終えた娘が一人で雪だるまを作っていた。昔から雪が降るとはしゃぐ娘の変わらぬ行動の一方、今まで雪嫌いだった息子は、友達と雪遊びに出かけていた。娘は息子と一緒に雪だるまを作ろうと思っていたそうだが、弟の「姉離れ」だと嘆いていた。

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