反省文

以前、正職員1年目に受けた研修の一部に
「思い込みに気をつけよう」
ということを学べるものがあった。

講義にはテキストが用いられた。いくつかの事例が記述されているものだ。
それらの事例を読解して班ごとにディスカッションする形式。
どの事例も「〜ということで新人Aさんはミスをし、注意を受けてしまいました。Aさんの何がいけなかったのでしょうか」という具合。
それらの模範解答の大多数は「このぐらい大丈夫だろうと思い込んでしまったのが原因」というものであった。

講義の終わりに、受講した感想を書き、数人が発表したのだが…
「思い込みをしないようにします」
という人が、想像以上にいた。

私は、彼らが少し心配になった。

なぜって、私が想像した模範的な感想は
「思い込みに気をつけるべく、〜という行動(具体的な対策)を心がけます」
だったからだ。

もちろん、例えば、かったるい研修にその場ではテキトーな感想を書いただけで、何かに "気をつける" には具体的な対策が必要ということは百も承知だ、と各自理解していれば、問題ないのだろうけれど…
何だか彼らが、まっすぐな目をしてそんな感想を口にしていたように私には見えてしまい、他人事ながら不安になったのを未だに忘れられない。
彼らはどんな職員に成長したのだろうか…。

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さて、小うるさいオバハン感爆発な前置き、お目汚し失礼しました。
散々書き連ねておきながら、私自身「思い込み」や「勘違い」を人並みにやらかします。
いや、やらかした本人だって本気で落ち込むものですよね…

ただし、私の通った大学の授業(心理学系)で「ヒューマンエラーは防ぎようがない」と、けろっとして先生が言っておりました。笑
(※ ヒューマンエラーとは?分類・定義から対策を考える | ケンセツプラス)

というわけで、(?)
私の身にも改善すべき「思い込み」がありまして。
現在、学生なので履修授業に出席するのが当然なのですが
「なぜか授業開始時間を1時間勘違いした」
ということが何回か起こってしまいました。
到着して、ビックリ仰天である。
その内1回は前倒しに、また別の1回は後倒し(=遅刻)への勘違いでした。
ちなみに、他にもそのようなことがあった感覚はわずかにありますが、それは思い出せませんでした。
今のところ、他人様に大迷惑をかけるようなことには発展していないのが不幸中の幸い…

最初のうちは「この日は少し調子が悪かったのかな」と気持ちの切り替えに徹したのですが、何回か起こることは、さすがに対策が必要でしょう。
(と言いつつ、心の底では自分の思うより焦れてないのが頭では気がかりだったり…)
どうやら、他人の心配をしている場合じゃなかったのかもしれない。

では、なぜそのような勘違いが生じてしまったのでしょうか。

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