鹿児島宮崎旅行記

1日目

福岡の祖父母の家で休んでいる時、突然にまだ鹿児島に行ったことがないなと思った。なので、弾丸で鹿児島に行くことにした。まずは九州新幹線に飛び乗り鹿児島中央へ。ついたのが19時過ぎである。そしてそこで、まずラーメンを一杯すすり、割といい感じの居酒屋に1人で入った。鹿児島は1人で飲食店に入ってる人がなかなかおらず、1人のアウェイ感をひしひしと感じながら、酒を4杯飲み、そしてたくさん食べた。泊まったのは、天文館(てんぶんかん)にある快活クラブだ。天文館とは鹿児島中央駅から歩いて15分ぐらいのところであり、商店街がある。そして夜は活発で、鹿児島でいうところの歌舞伎町である。(歌舞伎町と比べるとかなり寂しいが)快活クラブの話をしよう。この店はホテル業界に革命を起こしたと言っても過言ではない。全国どこにでもあるし、学割を聞かせると8時間パックで1500円で泊まれてしまう。破格の値段である。ただ、慣れない土地で寝るということは難しく、一睡もしないまま2日目に突入してしまった。

急遽特急券と乗車券を買う。

2日目

6時台にはもう快活を出発し、8時過ぎに指宿駅に到着した。駅から歩いて20分ぐらいのところに砂蒸し風呂というのがある。砂蒸し風呂というのは熱い砂を体にかけてもらい、10分ぐらいそのまま横になり、上がって、普通の浴場で砂を落とすというものである。生理の人はご遠慮くださいと注意事項に書いてあったが、その注意もいらないというようなおばあちゃんが大量にいた。ばばあしかこないならその注意書きは紙の無駄遣いなのである。たまに生理かもという見栄を張ったばばあが現れるかもしれないが、そんなやつは無視するに限る。(「ばあちゃんが タンポン買って 見栄を張り」というビートたけしが生み出した最悪の575がありますね!)砂風呂の感想と行こう。まず想像以上に砂をかけられて埋められる。死ぬかと思った。そして10分間じーっとしてなきゃ行けないのだが、これが意外と辛い。動物というのは基本動いていたいものなので、10分なにもせずに、重い砂で体を拘束されるのは少し苦痛であった。そして砂風呂に入った後、鹿児島中央駅に戻り、維新ふるさと館ということで薩摩の歴史について少し勉強をした。村田新八という全国では知られていないが、維新の重要人物を知れたのは良かったと思う。その後、バスで仙巌園(せんがんえん)に移動し、日本風の庭園を楽しんだ。外国人観光客が多かった。最近はどこに行っても外国人観光客が多い。日本人も積極的に旅行をして欲しいものである。その土地にしかできないことがある。私は土地土地のお兄貴さん、お姐さんにご厄介かけがちなる若造であるが、そこについては何卒ご容赦いただきたい。ご厄介をかけてでも旅行をして色々な土地のことを知りたいのである。仙巌園から見える桜島は最高なものであったが、電線があるので景観を少し壊していた。ただ、この電線がないと鹿児島の人々に電力を供給することができなくなるので、この電線については観光客の我慢するところである。そして、16時半に日豊本線にのり、宮崎へ移動した。普通電車で2時間48分の旅。宮崎駅へ着いた時には19時半に差し掛かろうとしているところだった。宮崎駅は鹿児島中央駅よりもだいぶ寂しかった。宮崎というのは何を隠そう他の県とどこも近くない陸の孤島なのである。宮崎は単純に行ったという実績を解除したかったため、行った。泊まったのはもちろんネットカフェである。快活が近くになかったため、イープラネットというよくわからないところに泊まった。シャワーがなかったのが少し残念であるが、それ以外は良かった。シャワーがないおかげで、温泉に行き楽しめた。

仙巌園から望む桜島
宮崎で1番栄えているところ

3日目

朝6時過ぎの新八代行きのバスに飛び乗り、そこから九州新幹線に乗り、博多へと向かった。そして今その電車の中でこの文章を書いている。fc東京のユニフォームを着ながら、座っているのだが、この青と赤のユニフォームは少々と目立ちすぎる。13時からアビスパ福岡との試合がベスト電器スタジアムである。開幕から3試合が終わったが、まだ東京は勝てていない。今期初勝利を見届けるために、博多の森まで出向く。

つい悪目立ちするfc東京のユニフォーム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?