キケン!一つの視点だけで事実を切り取ること
とある事実を複数の視点から見たことや聞いたことはあるだろうか。
語り手によって印象が違う経験をしたこともあるだろうか。
誰もが自分に有利になるようについ話してしまうもの。
何かを判断するとき、
+++
仕事上でお別れが近い方ぶっちゃけ話をしてきた。
社内山積みだった問題が解決しつつあるという話を事前に耳にしていたから、そのピーク時の大変さを聞きたかった。
最初はすごく淡泊な説明を受けたのみだった。今は過渡期にある、と。
平穏で手鳥足取りの環境よりは、変化に富み裁量のあるのが好きだから後悔はない。
けれど、聞いている話とは異なる内容が少なくなかった。
嘘は言っていない。
けれどあまりにも綺麗にまとめすぎていたようだ。
あまりにも無理がたたる環境と感謝の気持ちのなさ。
どっちが正しいなんてジャッジはできないけど、実績の背景には人知れず苦労されている方の存在が見える。なかにはもう「ありがとう」を言えない方も。
今回は唯一それを言える方がいなくなってしまう。
…
複数人の視点から一つの事実を見ること。
事実は都合よく変わるし、解釈にも偏りがある。
だからこそ、一つに依存せずに冷静に俯瞰していきたいものだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?