オタクでモテる人、モテない人

「オタク」と言われるほど、自認するほど好きなことはあるだろうか。
スポーツ、ゲーム、音楽…何かにハマった、もしくはハマっていると思う。

あの余すことなく時間とお金を注ぎ込める情熱はすごいよね。

アニメやゲームが大好きだった自分は、参加していたコミケを通して、色んなジャンルのオタクと言われる人と話す機会があった。

そんな中には、気持ち悪い(敢えてこんな言葉を使う)オタクとは異なる、魅力的なオタクがいた。カッコイイのだ。

黒縁メガネをかけて、赤チェックのシャツを着てズボンにインして、リュックをしょって、髪の毛がぼさぼさで…。そんな外面の話じゃなくてね。


恋愛活動がひと段落した今も、恋愛に対する探究心が絶えず書籍をコツコツと呼んでいる

そんな中で出会った本が、二村ヒトシさんの「すべてはモテるためである」

なぜモテないかというと、それは、あなたがキモチワルいからでしょう。

こんな衝撃的な一文から始まる。

単なる恋愛のノウハウ本ではない。あなたがモテない理由と恋愛を通して自己実現をするために”考えさせる”内容になっている。

一方で、堅苦しさはなく、筆者のユーモアを添えられていてすぐに読み終わってしまう。テーマは「モテ」だけど、人とのコミュニケーションが苦手克服のヒント満載。
今度生徒とのやり取り苦手なアルバイト先生にプレゼントしよっかな。

2章「恋愛をする前になんとかしておいたほうがいいこと」には、オタクについての項目がある。

ハマっている自分をタレ流しにしてるとキモチワルい人になります。

好きな事があるのはよき!人に話すのもよき!

相手が自分の好きなことに興味があるとは限らない。
「自分の好きを知って」とばかりに鰓増にいきなり全快開放すると、気持ち悪いオタクになってしまう注意喚起があった。

最初に書いた、カッコイイオタクってその領域を知らない人へも好きな事を分かりやすく説明できる。人の話もよく聞く。自分と人の好きを上手に統合できるんだよね。

はまっているものを話すときはついつい勢いよく話しすぎてしまいがち…!気を付けたいのは、気持ち悪いオタクになっていないかどうか?
どうせならカッコイイオタクを目指したい。

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