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地獄の一丁目。

いちょめ、いっちょめ、わぁぁぁぁお!!
すいません、取り乱しました。笑

旦那さまのお父さんはマンガ仲間です。(←勝手にそう思ってる迷惑嫁。笑)
これまで、お父さんからオススメされた漫画は数知れず。

その中でも1番ハマったのは「キングダム」
最新刊が出た時、夜遅いにも関わらず自宅まで届けてくれたこともありました。優しい。

そして最近、お父さんの本棚から持ち出したのは
江口夏実さんの「鬼灯の冷徹」
閻魔大王の第一補佐官・鬼灯(ほおずき)の地獄でのドSな日常を描くコメディです。

人は死ぬと二つの場所に振り分けられるとか。
善人ならば天国。罪人ならば地獄。

あの世で亡者にお裁きをくだす五番目の裁判所・閻魔庁。
裁判官である閻魔大王と
彼の第一補佐官の鬼神・鬼灯。
そして数多の獄卒たち。
獄卒とは地獄に落ちた亡者に刑を下し地獄を管理する鬼たちのことを指すそうで。

仕事中は恐いけど、普段はちょっと頼りない閻魔大王を鬼灯が叱咤。
鬼灯はちょっとドSがすぎる一面もあるけど
優秀な補佐官として地獄では広く知られる鬼神。

頼りない閻魔大王の尻を叩き
降って湧く地獄での厄介事を片付け、粛々と仕事をこなす鬼灯。
そんな日々を描いた超絶地獄コメディです。

この作品は仏教用語での地獄がテーマ。
日本における地獄の思想的な背景には神道と仏教の影響があり
それらを組み合わせた神仏習合の思想や儒教や道教の影響もあるのでかなり複雑らしい。

作中ではその「独特なごちゃまぜ観」を元に地獄を描いているとのことです。
確かにごちゃごちゃです。笑

知らないこともたくさんあって。
1回読んだだけじゃ地獄は理解できないかも。

でもお話自体は爽快なスピードで進んでいくので
サクサク読み進められる感じです。
クセ強めのキャラクターにも親しみがわいてきました。

仕事は山ほどあるけど、マンガを読むことも重要なのだ。笑

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