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天才の誕生日。

今日はサルバドール・ダリの誕生日です。
ダリはスペインを代表する芸術家で、シュルレアリスムを代表する人物です。

フルネームはカタルーニャ語で
「サルバドー・ドミンゴ・ファリプ・ジャシン・ダリ・イ・ドメネク。」
めちゃ長いやん。カッコイイけども。

自らを「天才」と称した彼は、素晴らしい作品をたくさん世に放ちましたが
それよりも
空に向かって伸びる髭や数々の奇行の方が、ある意味インパクト大かもしれない。

福島県にある「諸橋近代美術館」は通称・ダリ美術館とも呼ばれていて。
雪深い山奥にあるから、冬は雪がすごくて辿り着けないんだよね。
だから冬期休館しちゃう。
たしか先月末に冬眠から目覚めて、新たな企画展が始まっているはず。

「シュルレアリズムは破壊的だ。
しかし、それは我々のビジョンを限定する錠の留め金とみなされるものだけを破壊するものだ。」
ダリは数々の名言を残しています。これもその一つ。

直感的に「人間の本質に迫る」ってことなんだ、と感じました。
本来の自分を偽ったり隠したりしても
どこかで滲みでちゃうし。隠しきれないし…ということに、この年齢になって気付きつつあります。
年齢を重ねてオバチャン特有の図々しさが出てきたと言われたら、そうなのかもしれない。笑

いっそのこと
いろんな価値観や常識に縛られている自分の心の錠の留め具を外しちゃいませんか、ってダリに言われているような気がします。

「本質に迫る」
これは今、私が関わっている仕事にも直結するテーマ。

いつでも包み隠さず曝け出し
「ダリ」である自分を誇りに思い、自分の人生を生ききったダリ。

世の中いろいろなしがらみがあって、生きにくいと感じることもあるけど
できるだけ心は自由でいたいと思う。

ダリ先生、お誕生日おめでとう。


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