実母から「契約している携帯会社から機種変を勧められた」と連絡を受けました。
ショップの来店予約をしたので、その時間に一緒に来てほしいと頼まれたので付いて行きました。仕事もあるし、本意じゃないですが親に頼まれたので、仕方ないですね。
 
今の時代、たぶん機種変だけならオンラインでも可能です。
下手したらショップに一度も足を運ばなくても最新機種に変更することだって叶う世の中です。それを証明するかのように大手キャリアをはじめとした携帯ショップも続々と店舗を縮小したり、撤退したりしています。
 
案の定、実店舗には若い人はいませんでしたね。まぁ、平日ですしね。
利便性を理解している人生の大先輩たちも、この時代は上手にデジタルを活用して生活していると思います。
70代でAI活用に興味をもっていらっしゃる方だっています。
80代でiPadを使いこなす人だっています。
 
実母はデジタルとは無縁の人です。パソコンもまともに触れません。
スマホを持っているけど使うのは電話、メール（SMS）、LINEのみ。
緊急時に何かあったら困るので、スマホを持っているだけマシと考えています。
教えようと思っても聞こうとしないし「操作に困ったらアンタがいるし」の一点張り。
最近、歳を重ねたせいかますます融通が利かなくて困ることも増えてきました…。
 
今の実店舗はすごいですね。
戦略として、まずは実店舗の減少。
からの完全撤退ということがあるのでしょう。
そのぶん来店するとコストがかかる仕組み。
○○をするには追加で1,500円です、○○のサポートは追加で2,500円、これをお客様の代わりに行うには追加で5,000円いただきます、というスタイル。
 
申し訳ないけど、既に機種変だけで午前中が丸潰れ。
しかもお渡し時間まで入れたら、さらに時間がかかるという話。
朝早く出かけて行き結局、帰宅したのは13:00過ぎでした。
 
母の頼みで付いて行きましたが、私も自営とはいえ仕事があります。
「じゃぁ、行かなきゃ良いじゃない」と思うかもしれませんが、そういうわけにもいきません。
世の中、年老いた母と子育て世代で忙しい娘という関係性で、そういった課題を抱える人は多いと聞きます。
冷たい言い方かもしれませんが、適度に相手して適度に距離を置くのが正解です。
 
正直、帰宅後にスマホに関するいろいろなアレコレまで全て請負っていたら
夕方まで母に付き合うことになったでしょう。
申し訳ないけど、ショップに有料でお願いしました。
その方が速いし、心理的ストレスも激減です。
 
帰宅後もやれ使い方が分からないだの、この機種はあーだこーだと言っておりましたが
買ったその日に使いこなせる人はいないと言い切って終わりにしました。
 
大事な母ですがここのところ、こういった日常の些細なことから大きなことまで、依存度が高まっているので困りものです。
自立して、前向きに生きてくれれば良いんだけど。