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探し物は何ですか?

見つけにくいものですか?

「ミッケ!」という絵本が好きです。写真の中に隠れているものを探す「かくれんぼ絵本」です。
何冊か出ているのですが、シリーズやページごとにテーマが決まっています。

オモチャや模型、アンティークや幾何学模様、お話の世界など様々なテーマで構成される画面の中にはいろいろな物が隠されています。
その横に「○○はどこかな?」という感じで探してほしい物が書かれています。

それを探せばいいだけの話なんですが…これがなかなか複雑。
そして小さい。
隠れ方がさりげない。

子ども向けの絵本なのですが、大人もハマる。
いや、むしろ大人がハマる。笑

見つけた時のアハ体験は相当なものです。
脳天を突き抜ける感覚というか。

画面の中を食い入るように見つめて探していた時のうずうずした感じから一転。
「見っけ!」と叫んだ瞬間、頭の緊張が一気にとけて達成感や喜びに包まれるあの感じ。

オラ、ワクワクすっぞ!

最初は横に書いてある言葉の意味が分からず「めんぼうってなに?」「けいとばりってなに?」「ゴブリンってなに?」と何回も子どもに聞かれました。

それまで我が子の中では「めんぼう」は耳掃除をする道具であり、料理の道具という概念は無かったのです。
実際に探して、形や用途を教えて。同じ名前でも見た目や使い方が全く違う物が存在しているという驚き。

読み進めるうちにいろいろな言葉を覚え、世界が広がります。
これはスゴイ。

中には「ヒトデが11ひき」「クマが4ひき」という問題もあります。
数えていくうちに必然と「あと何匹?」というやり取りに至ります。子どもは引き算でその答えを導き出します。
自然に数の勉強もできちゃう。これはスゴイ。

中には問題に関係ないものも紛れ込んでいて。
「あ、変なのあった!」と新たな発見もあります。観察力も鍛えられる。これはスゴイ。

毎回、終わった後の眼精疲労がハンパない。目薬、目薬…。


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