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バイク欲しい病。(治療不可)

今号は完全に趣味のお話です。

しかしどうして内燃機関ってヤツはこうも魅力的なんでしょね?『バイク欲しい病』はもう治ったと思っていたのに、やっぱダメみたいです。クルマとサヨナラしちゃったから、なんかよけい変な風にバイク欲しい病が再発しちゃって。という言い訳。


*空冷OHVエンジンが欲しいのかな?

5月の神戸出張時に伺った『神戸ライダースクラブ』さんで千石社長のお話にシビれ、東京のOHVなBMWスペシャルショップを訪問してまたシビれ。どうやらあのあたりからOHVエンジンを所有したいって思ってしまったらしい。

とっくに廃刊になってる本を発見。
ベンキョーしております。

しかし、ワタシは気づきました。

コレも空冷OHVエンジンじゃん!って。

BMW R100RSより、実はもっと前から気になっていたバイクがあったのです。そういえばこれも空冷OHVじゃん!って急に思い出した。そしたらもう我慢ならねぇ、試乗だ試乗だ試乗だ!とディーラーさん訪問。急だなオイ。

MOTO GUZZIのV85TT。顔がカワイイ。
空冷V型ツインなエンジンね。
シートが濡れているのは試乗中に降られたから。

乗りました、MOTO GUZZI V85TT。

実に素晴らしいバイク。ワタシはTRIUMPHのTIGERに乗っていた時期があるので、こういうアドベンチャーモデルの味は知っているつもりです。V85TTは本当によかった。コレならお伊勢さんまでノンストップで行けますな。

車高もシート高も重心も高め。だけど走ってしまったらラクだろうな。ビュンビュン回るトラちゃんのエンジンと違って、ドコドコドコっていう2気筒の鼓動感。トルクがあるから常用速度帯域ではぜんぜん遅くない。

速いコはもうウチにいるからね。トラちゃんは手放しません。

速いコ、トラちゃん。



*『往年』と『最新』の間で揺れる思い。

BMW R100RSは世界の名車といわれたビンテージバイク。90年代アタマで製造終了しちゃったけど、まだ部品入手にも困らない。方やMOTO GUZZIのV85TTは現行車。要するに新車を入手できる。空冷OHVエンジンが新品で購入できます。

トラちゃん以外のバイク(増車)に『所有する喜び・意義』を求めるならR100RS、『日常使用で不安がなく、長距離も便利・快適』が欲しいならV85TTをオヨメにもらうのが正解です、きっと。

空力特性良好、燃料いっぱい入る、長距離走るからチェーンメンテ不要のシャフトドライブ、空冷OHVエンジンっていう、いまワタシが欲しい要件は両車とも満たしてる。

でもでも、いくら頑丈で構造が単純で部品入手も心配無用ったって、R100RSを完調維持するためには、それなりに手間とオカネがかかります。V85TTの方が絶対にリーズナブル。嗚呼、意義と便利の間で揺れる思い。

これが『クルマとサヨナラした今のワタシのバイク欲しい病』です。

こんな病状を身近な仲間に吐露すると、ほとんど全員が『R100RSの出物を待ちなはれ』とワタシを諭します。なんかもう、あーーーーっ!ってなります。出物は何時出てくるか分からんし、ワタシはどうしたらよいのだろ。

って、あれ?なんか急にひとりで盛り上がっているけど、あれ?ワタシはバイク買うのか?買えるのか?オイ。



*ところでキミ、買うの?

買いたい買えない、いや買えるか?ん?買えるのんか?とか。そんな妄想時間はとっても楽しいものです。

ですが、コチラの勝手な妄想でお店(バイクディーラー)に迷惑をかけるワケにはいきません。『キミ、買え(わ)ないんでしょ?』って奴に時間を割いて頂くのは、お店のスタッフに申し訳ないです。だから『購入の可能性ゼロ』な段階では、ワタシはお店を訪ねません。前述の神戸と都内のBMWスペシャルショップにも、そういう仁義は通しました。

でもコッチが本気なら、やっぱりプロのお話を伺うべきです。たとえ購入まで時間がかかったとしても、きっと前向きに真剣な提案をしてくれるモンです。ワタシも自分のお客様にはそうしています。

という観点でこのバイク屋さんはオススメです。ワタシはすでにVespaでお世話になっていて、今回はあれれGUZZIに乗り換えか?という相談をしています。両ブランドに興味があったら一度訪ねてみるといいですよ。スタッフの石田さん、とても気さくで親切。

東京青葉台店。


そうそう、コッチもお知らせしとかなきゃフェアじゃないわね。かれこれもう4台お世話になってる、長年のお付き合いなTRIUMPHディーラー。シャチョーもテンチョーも良いヒトです。



*今週のまとめ。

自分もね、週末はお店で番を張っていますから。まずは興味を持って来てくれた方には全力でお話をします。楽しいコトを知って頂きたいですもの。

この度ワタシも青葉台で体験しましたが、本気でプロに相談すると『えぇっ?』っていう想定外な提案とかも頂戴できるモンです。その想定外な波に乗れるか否かはアナタ次第。っていうか『まずはオマエだろ』って話。

さて、この熱病はどうなることやら。

ではまた来週に。
2023.7.26


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