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ライブ振り返り備忘録①(2012年~2017年)

はじめに



2012年5月25日に行われたmiwa guitariumツアー広島公演で初めてライブに参加してから今年で10周年となった。

そんな私事過ぎるアニバーサリーイヤーである今年に今までのライブを振り返りたいと思いと思う。

2012年(初ライブ)

 私はガンダムなどのアニソンや、親の影響で80、90年代の曲をウォークマンで聴いてるオタクだった。しかし「鋼の錬金術師」の映画の主題歌であった「Chasing hearts」や映画カラフルの主題歌の「僕が僕であるために(尾崎豊カバー)」がテレビで流れ、miwaの歌声がドストライクに耳を直撃し、小学生の頃視聴していたテレビ神奈川の音楽バラエティ「sakusaku」を久しぶりに観た時に、完全にハマった。

それから親に懇願してレコチョクから「いくつになっても」をダウンロードし、そしてお小遣いが足らず妹から金を借りて(最低)、2nd Album「guitarium」を手にしたのだった。

そしてこの頃に「miwaのオールナイトニッポン」を聴き始め、『ももクロの「ワニとシャンプー」をゴッドタンの「照れカワ選手権」でやっていて面白い』というエピソードを聴いてゴッドタンのその回を視聴して見事ももクロの沼にもハマり、その勢いで好きだったアニメ「スタードライバー 輝きのタクト」の主題歌を歌っていた9nineもしっかり聴くようになり、今のオタクロードへの道が開かれた。

そしてハマった勢いからguitariumに封入されていたチラシからチケット先行に応募し、鋼の錬金術師が好きな友人に無理矢理付き合わせる形でチケットを取った。

そうして私にとって全ての始まりとなった、2012年5月25日、私はmiwaの2nd Album「guitarium」を引っ提げたツアーで人生初のライブに参加となった。

そしてそのライブを大成功させるべく、5月5日は1人で下見に広島を訪れた。(なんとこの下見が人生初一人旅!)

初めての一人で来た街で遭遇したありがたい仏像

広島を歩いて遭遇した仏像は、なんかありがたすぎて当時ガラケーの待ち受けにしてました。(懐かしい)

警備の人に道を聞いたりし、紙の地図を頼りにどうにか…目的地の広島アステールプラザに到着!(当時の自分Googleマップ無しで辿り着いて偉すぎる…!)

人生初のライブ会場「広島アステールプラザ」

会場ではその日は森山直太朗さんのライブしてました。お年頃なので「う◯こ」とか調べて聴きましたね…

会場の反対にある美しい広島の川の夕景

そして歩いてこの日はこの道から行った方が分かりやすいなとか考えながら帰りました。


そしてライブ当日。学校の掃除をサボり早退し、友達と駅で待ち合わせて在来線と下見で確認した路上電車で向かった。

初めての物販、お小遣いでTシャツとタオルとパンフレットとキーホルダーを買い、そして別の友人のお土産にTシャツを買った(土産のセンス無い上に後日友人のお母様が部屋着にしていた)。

席は会場の後方寄りど真ん中くらい。米粒みたいな本物のmiwaが出てきた。「芸能人って本当にいるんだ!」っていう感覚よりも、「当たり前にそこに存在しているんだ」って感覚で不思議だったの覚えてる。

全身に音が響く感覚も初体験。「クレアデルネ」がめちゃくちゃ好きで嬉しかったし、エレキギターをmiwaがジャーン、ジャーンって弾いてリードギターを他の人が弾くんだ、ってバンドの演奏観てた。

どの曲も手が赤くなって痺れるほど全力クラップして、他の観客の勢いに乗っかって「miwa~!」って全力で呼んだりしていた(後のukkaのリンドバーグに活きた…?)

そしてMCでは、ラジオでもmiwaが言っていた生の根岸孝旨さんの紹介。「ネギネギ~!」って愛称叫びました。メディアの情報追うことでMCが楽しく感じることをこの時学習しましたなぁ。

お笑い芸人おたこぷーのおたこ体操にめちゃくちゃ期待してたけど確か無くて、DVDで観たツアーファイナルでやったんだっけな。

そして当時私は知らなかった「ウソつき」というカップリング曲を披露。1st Album「guitarissimo」と2nd Album「guitarium」を予習したのみで、この日唯一のライブ初見の曲に遭遇。

突然に誘われたライブで あなたに出会った ざわつく会場の中で 耳元で話されたら 私の中の小さな住民が 飛び跳ねたのわかった

miwa「ウソつき」

1番の歌詞が、(友人誘ったのは自分だけど)出逢いさえあればハマりまくりやん!?って当時ドキドキしてました。出逢いはなかったです 。(号泣)

そしてアンコール。全力でクラップして「miwa~!」と叫び、同じTシャツ(水色)を着たmiwaが登場。バンドメンバーの男性陣は緑色のTシャツだったかな。

当時よく聴いてた好きな曲「春になったら」を披露。「まだ言えなくて~」をシンガロングしたあの感動、歓喜だった。最高のアンコール体験だった。

帰り道は見事反対側の出口からそのまま勘違いして反対方面のバスに乗り、途中気づいてどうにか在来線に乗り、ギリギリ遠い駅まで父が迎えに来て初ライブから帰還しました…


2017年春~秋(転機)

はい、時が一気にすっ飛びました。この間の5年何をしていたって?miwaとももクロと9nineの在宅オタクをしてたんだよ!
今ではすぐ現場に行く末期のオタクだけど、当時はCD買ったり、ラジオ聴いたり、ドラマ観たり、出演するバラエティ観たりして、Blu-rayに録画したりしてました。(テレビにBlu-rayに録画する機能がついてたけど見事2018年にそのテレビに初期化され、貴重な想い出の録画達は消滅した。号泣)

当時はたまにももクロや9nineの新曲出たらチェックする程度になっていた。

miwaもプリンセス辺りからリア充全快オーラに耐えられなくなり、アイドルマスター シンデレラガールズの扉を開くのであった…

それからエビ中のりななんこと松野莉奈の訃報があり、衝撃を受けた。そして9nineから川島海荷の卒業と週刊誌のスキャンダル。ももクロからも有安杏果の卒業。当たり前にあると思い込んでいたアイドルの活動も突然に納得しがたい形で終わってしまうことを知った。

そんな中で9nineは4人で活動をスタート。あのももクロやエビ中に提供していたヒャダインが9nineに「Why don't you Relax?」を提供という音楽ナタリーからのニュース。そして「浅草ベビ9」の放送開始。この時9nineを再び追うことを決めた。

そして春にSCANDALが47都道府県ツアーで地元のライブハウスでライブをし、友人が誘ってくれたのでホイホイ付いていった。SCANDALはまみたす推しなので乗っかるしかないでしょ….

もうこの頃既に金欠オタクだったので社会人の友人がグッズとかチケット負担してくれたのほんとありがたかった………

ライブでは「SCANDAL BABY」、「下弦の月」、「声」にめちゃくちゃテンション上がったのは思い出したんですけど、セトリ調べて推し曲の「太陽と君のSTORY」忘れてましたな………どうして…….()

MCではRINAが修学旅行で秋芳洞に来たって言ってたような。

このライブが記憶から抹消されてしまってたのは多分ライブの前後に「DIR EN GRAY」聴いて謎に盛り上がってたのと、アルバイトと長距離通学に疲れ果てて心身の不調でボケてたから(多分後者)ですな…..


そして春にmiwaの5thアルバム「splash world」が発売。ジャケットがラッセンみたいでポスターも良かったし、今まで毎回CDが出れば買っていたので正直惰性で購入。

初めて買った「guitarium」のときと同じように初回限定版特典にライブのチケット先行のチラシが封入されており、以前一緒に行った友人が関西にいた為、その友人に会う口実に応募してみた。

大学の夏休みが始まり、ギリギリ試験結果が発表される頃にライブとなった。ライブ前に友人に大阪や京都を連れ回してもらった。

そして大阪城ホール。初めてのアリーナの会場だった。中心にステージがありギリギリ見えやすいかなって思ったけど、メインのステージは初ライブのとき以上に米粒ほどの大きさで、画面をほぼ観るような形となった。

中心のステージは山の麓から水が流れるような演出で、当時電車通学とバイトに疲れ果てていた心が癒された。

miwaが坂口健太郎と共演した映画「君と100回の恋」をスクリーンで映して歌う演出があったが、純粋さを失っていた自分にはリア充エキスがしんどすぎた…()

アルバム表題曲の「Splash」は水が噴き上げる演出が水族館さながらでとても良かった。

途中何か聴いたことあるんだけどなんだっけと思う曲もあった。(帰りの夜行バスで「B.O.Y」と判明)

ライブ後アンケートを書かずに出て、途中でやっぱアンケート書こうと引き返そうとして友人に止められ、めちゃくちゃ迷惑をかけてしまったが、なんだかんだで友人も自分もライブを楽しめたようだった。運動不足と電車通学やバイトのストレスでこの頃少し参っていたが、少しずつ解消されるきっかけになった。


そして夏も終わりに近づいた頃、自分をアイマスのプロデューサー(アイドルマスターにおいてプレイヤーはプロデューサー、推しは担当となる)へ誘った友人からライブビューイングに誘ってもらう。

初めてのライブビューイングだった。

開幕から協賛の企業名をオタク達が叫ぶところ、カルチャーショックだった。めっちゃ楽しい!「グッドスマイルカンパニー!」

そしてライブも声優さんにキャラが憑依してスクリーンのそこにいる…!杏ゥゥ!!サイリウムも初めて使用した。折って光る!案外すぐ消えてしまうことも学んだ。上、下、上、下とペンライトを振るのを消えかけたサイリウムを振って真似した。

ライブ後には隣の知らないプロデューサーと「お疲れ様でした~!」と挨拶する。なにこの素晴らしい空間….!

これから待つアイドルの扉を開いた瞬間だった。ーー


春から始まった「浅草ベビ9」を観て、その間にNHKにてアニメ「THE REFLECTION」に9nineが本人役で声優として出演。主題歌のシングル「sunsunsunrise」が発売された。

中野サンプラザでのライブは実習で行けなかったが、「浅草ベビ9」でライブの様子が放送され救われた。

そして年末にZeppTokyoでのワンマンライブ、「Quatre Forrmagge」が発表された。

デレマスのライブビューイングを経て、初めてアイドルのライブに俄然興味が湧き、いつまでも推しアイドルが活動している奇跡は続かないということを知った為チケットを取り、同じアイドルが好きな親友は仕事で行けないため、初めての一人でのライブの参加となった。

まずは手始めにキングブレードと言われる電池式のペンライトを買った。(公式からペンライト出てたからむしろそっち買うべきだった。)

そして東京行きの夜行バスと格安カプセルホテルとビジネスホテルの宿を予約。スーツケースを引っ張りだし、初めての東京、初めてのアイドルのライブ、初めての一人でのライブの参加に心踊らせた。

2017年冬(初の現場・初東京旅行)

迎えた2017年12月末。年の瀬。26日に私は東京2泊3日の東京遠征に出陣した。

築地の市場も豊洲へ移転するとのことだった為、「築地の海鮮丼」を食べにスーツケースを持ったまま日比谷線に乗って、年末の人がごったがえした築地に降り立った(大荷物で邪魔だよ…)

どの店が良いのか目移りしていると客引きのおばちゃんに声をかけられ入店(チョロい…!)

中々美味しかった。そしてライブのためにお台場付近の宿まで移動。バスで有明テニスの森辺りに着弾し、宿に荷物を預けてからりんかい線に乗り、いよいよお台場に到着!!

まずは憧れだったフジテレビがそびえるダイバーシティへ。ガンダムが好きな私にとって天国だった、、

俺の青春お台場ユニコーンガンダム

冒険しながらガンダムベース東京に向かい、ちょうどライブを観に行く9nine仕様のガンプラが展示されていた。

ガンダムベース東京にて展示「9nineフリーダム」

そしてZeppTokyoに向かい物販に並び、ガチャガチャで推しのひろろの缶バッジもゲット…!そしてヴィーナスフォートのZARA付近のコインロッカーに荷物を預け、ロッテリアでチーズバーガーを食べ、再びダイバーシティへ行って時間を潰してエレベーターを下ると、なんと三四郎の相田とアルコ&ピースの酒井!
学ランを来て青年にインタビューしていたため「勇者ああああ」の収録に立ち会ったことを確信した。(後日ダイバーシティのロケがあったけどその青年らしき人出なくてカットされてたっぽい)

ライブの感想は上のリンクのnoteで。最高だった。カプセルホテルに着いても余韻が抜けずアイドルのライブの楽しさを知ってしまった。

そして翌日は東京観光2日目。「浅草ベビ9」でロケが行われていた浅草を巡った。

鳴門鯛焼き本舗のアイスモナカや出店のメロンパンを食べた。

実は仲見世通り入り口の方で遠い雷門

浅草寺や浅草神社ももちろん堪能した。

次は浅草線に乗り、末広町駅で降りて秋葉原へ。夢の国秋葉原、アニメイトやとらのあなは思ったより狭いけどフロアがめっちゃ高くて階段めちゃくちゃ乗り降りした。

AKIBAカルチャーズZONEにてガンキングというお店でTHE REFLECTIONグッズを買おうとしたがほとんど売り切れていた。この時、以降世話になるアイドルグッズ専門店TRIOを知った。

ガンダムカフェの隣にはまだこの頃はAKB48の劇場もあった。暮れていく秋葉原にアニメ「Steins;Gate」の舞台であることに思いを馳せ、秋葉原駅で無事遭難。切符の改札が通らないJRと私鉄の違いの洗礼を受ける。

そして新小岩に行き、バイト先の人から教えてもらった一燈へ。開店前から並ぼうと意気込んだが早すぎて凍えながら一番で待った。どんどん長蛇の列になったので圧勝だった。この間に春夏に9nineが出演していた浅草ベビ9の後継番組、「浅草うず九」が始まることが公式Twitterから発表されテンションMAXだった。
いざ入店し券売機からオススメのトッピングを見つけられず大体トッピングをそれらしく揃えて実食。極寒の中待って手がかじかみ過ぎた為に麺がほぐれず中々食べられなかった分、口にしたときの美味しさたるや、天国だった、、また行きたいなぁ。

そして満腹のまま南千住の宿へ。めちゃくちゃ居心地が良かったためこれ以降重要な拠点となった。
この時まだムフフなチャンネルはカードを買うシステムで機械がエレベーター前に置いていた。

東京旅行最終日、まずは渋谷に向かった。
タワーレコードが一棟丸々でデカすぎて感動した。デュエル・マスターズの15周年で長蛇の列ができ、正直限定のボルメテウスサファイアドラゴンのカードが欲しかったけどエグすぎる長蛇の列にうんざりして断念した。

スクランブル交差点

スクランブル交差点は「思ったより小さかった」というのが感想だった。テレビや映画でめちゃくちゃ広大な交差点イメージしてたけど、でも確かに渡るのは人が入り乱れた中真っ直ぐ行くにもコツがいる。109のロゴがまだ変わってない頃だった。

ヒカリエに向かうと浜田省吾のレコードジャケットの展示会のポスターが目に入りすぐに会場へ。

好きな浜田省吾の音楽に浸りながら浜田省吾のジャケットの絵を鑑賞する貴重な機会だった。

そしてお茶の水を経由して最終目的地の中野へ。

中野ブロードウェイのまんだらけは想像以上の夢の国だった、、アングラ感もたまらないし沢山のお店も(この頃は)あった。

ぶらぶら昼下がりに腹をすかせて歩いていると美味しそうなオムライスの店が…!初日の築地のようにおじさん(店長?)の客引きにあって入店。オススメのオムハヤシを注文。トマトの酸味を感じ、めちゃくちゃ美味しかった….!!虜になり以降東京遠征した際、年一回程度のペースで訪れている。中野荘という超名店であることを後日知った。

中野サンプラザを見る頃には日が暮れてきていた。このnoteを書いてる頃にはとうとう無くなることが確定してしまったし、2年後9nineの活動休止前最後のライブを見に来るとはこの時知る由もなかった。

そしてまだ明るいが少し早い終電の新幹線に乗り、帰還。渋谷のタワーレコードで購入した沢山の9nineのCDやDEDEMOUCEのCDを見てニヤニヤしながら長い家路を辿った。


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