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六人の嘘つきな大学生 (角川書店単行本)

【月の裏側の様に、人の本質とは不透明な物】


成長企業、スピラの最終選考に残った6人の就活生の中から一人の内定者を決める為に、罪と嘘が暴かれる物語。


今の時流を掴んだ憧れの会社。
根拠の無い自信と不安を抱いた仲間達。
そこで働く為の条件。
内定に相応しい一人を自分達で決める事。
トリガーとなるそれぞれの過去の悪事を綴った封筒。
仲間はライバルとなり、熾烈な蹴落とし合いが始まる。
嘘つきな学生と嘘つきな企業との意味の無い情報交換。
それが就活の本質。
その一面だけで人を判断するのは愚かな事。

それを理解して洞察力を養っていくのだ。

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