6人の嘘つきな就活生、を読んだ。読み進めていくうちに登場人物に対する印象がコロコロ覆されていく。絶対的な悪も善はない。私たちが把握できるのはその人の一部分だけだ、昨今のフェイクニュースとか誹謗中傷とかとも通じるテーマを、読み進めながら追体験する感覚。浅倉秋成の他の本も読んでみたい