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アルビレックス新潟のマーケティングトレースをしたらもっと好きになった話

前回参加させてもらったマーケティングトレースイベントがあまりにも良かったので今回も迷わず参加しました。

前回のレビュー

今回のマーケティングトレース結果

今回は2回目でしたし、何と言ってもアルビレックス新潟がテーマでしたのでスムーズに進めることができました。

気づいたことをメモしていきます。

アルビレックス新潟の県内認知率は96%

驚異的な数字です。ひょっとすると県知事よりも認知されてるのではないでしょうか?

観戦者の48%が女性、また全体の75%が40歳以上

女性比率が高く、J1とJ2の全クラブの中で2番目です。
僕は普段Wスタンドで観戦しているのですが、確かにご婦人グループを多く見かけます。
年齢層を見てみると39歳以下の比率が4分の1以下ですので相撲的なポジションになりつつあります。
一方で鹿島アントラーズは半数が39歳以下ですので、この差は何なのでしょうか。

鹿島アントラーズとアルビレックス新潟の年齢分布比較
https://www.jleague.jp/docs/aboutj/funsurvey-2019.pdf

新潟県は転出超過率が高く、特に関東に転出している

僕自身も学生時代はアウェイ専門サポーターでした。ゴール裏で耳にする新潟弁がとても懐かしく観戦以外にも試合に行くモチベーションとなっていました。

神ユニを考えた人は神

・売上の一部が選手に還元されるので買う理由が増える
・24時間限定販売なので煽られる
・完全受注精算なのでロスがない

僕も昨シーズンの川中島ダービーでロメロ・フランク選手のゴールに興奮した勢いでポチりました。


J2に降格したおかげで共通の目標ができた

降格後もそれなりに営業収入をキープしていますし、スポンサー数に至っては増えています。

https://cieloazul310.github.io/jclub-financial-table/club/albirex

今後の打ち手を考えてみた

・女性比率のキープとリピート率向上
・関東の新潟県出身者コミュニティの構築
・子育て世代の取り込み

既に取り組んでいるとは思いますが、カープ女子に代表される広島東洋カープの打ち手事例は非常に参考になります。
先にも挙げた通り新潟県は関東方面への転出が極めて多いのでアルビレックス新潟をハブとした関東コミュニティは大きなポテンシャルを感じます。
また、子育て世代の取り込みについては鹿島アントラーズを徹底的にパクって(TTP)授乳室や託児室のサービスを強化するなどテコ入れが必要です。

https://halftime-media.com/sports-market/sportsbusiness-carp/

継続的な成長のためにはライバルが必要

マーケティングトレース創始者の黒澤さんからライバルがいると良いよとアドバイスをいただいて「ライバルは己です」とうそぶいてみたものの、実際にどのチームがライバルに相応しいか考えてみました。

・バレンシア
・水原三星ブルーウィングス

バレンシアには大昔のオレンジダービーで勝利したことがありますがちょっと現実的ではないですね。
僕が水原サッカー少年団出身ということもあって水原三星ブルーウィングスはとても気になる存在です。2002年にワールドカップを日韓で共同開催したきり特に定期交流戦などもありません。今年はワールドカップ後20年の節目ですので連携を始めるには良い機会です。

最後に
データや過去の記事をリサーチすればするほどアルビレックス新潟の良さを改めて知ることができてますます好きになりました。
いよいよ今シーズンも開幕しますのでスタジアムでDAZNで応援に勤しみます!

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