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時間の進み方を意識してみる

歳をとればとるほど時間の流れが速くなるように脳がセッティングされているそうです。子どものときは夏休みの40日って長くて幸せでしたから8月末って途方もなく淋しいものでした。学生時代のつまらない授業の45分なんて地獄のように長かったと思います。

一方ビジネスマンのランチタイムの1時間なんてあっと言う間に過ぎてしまいます。働き始めてからは、9月を過ぎるとすぐに年末。3月の年度末まで一気にカレンダーが進みます。このカレンダーが早く進んでいるうちは幸せなんだと思って過ごすといいと思います。楽しい旅の帰りの長い飛行機や入院生活のように「時間よ止まれ」的な時間の進み方は辛いです。働いていて時間が進まないヒトは働く時間に楽しみをみつける工夫ができていないのです。時間の進みが遅い人は、実は脳を上手に使えないようになっている場合もあります。そこにいるだけ、そこに行くだけの仕事を見直してください。

社会に出て20代のうちに脳と心がきちんと鍛えられていないと40代で苦しい思いをすることになります。それだけでなく年齢よりも早く衰えがスタートしてしまうのです。身体も若い時からトレーニングしてベースの筋肉がないと鍛えても成果がでにくいように、ベースの脳が出来ていないと鍛えようとしても脳が動かないのです。

脳を鍛えるのは簡単です。時間を切ってアウトプットをするだけ。昨日よりも20%早くする、20%質を上げる工夫をしようとするだけ。目の前のことを合理的にするために改善するだけです。本や資料、インターネットの資料検索もサクサクとできるようにしてください。

言われたことをそのまま何にも工夫をしないで時間を切らないでやってると脳が考えなくなって退化してしまうのです。急がないと反射のスピードが遅くなります。仕事は必ずタイムトライアルでやったほうがいいと思います。メールもタイプミスがあってもいいので両手のブラインドで相当早く打てたほうがいいです。脳→目→指のスピードを早くすればするほど脳は鍛えられるからです。

仕事は個人の芸術活動ではないので、すごい時間をかけて1本の企画を出す人よりもコンスタントに100本出せるヒトが成長できるし周りから信頼されるのです。その100本のなかの数本に必ず宝が詰まっているからです今の当たり前は来年の当たり前でないかもしれません。当たり前を気づけないとヒトになってしまうと何も相談されなくなってしまうのです。

仕事上のせっかちと緻密さは美徳。のんびりとおっとりと言われたら少し見直す必要があるかもしれません。時間を意識して働くだけで一流になれます。誰でも今日からできるのでぜひやってみてください。読んで頂きありがとうございました


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