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負けず嫌いは悪くない。でも赦さないのはダメかもね

「同期に負けない」「同級生よりも成功したい」「いい評価がほしい」と思うことはとてもいいこと。ライバルやベンチマークは成長に必要ですが狭い世界で少し頭が抜けているくらいで満足しないでくださいね。よく腹落ちしないと動けないと話す人がいますが、全部腹落ちする説明をもらえないのが社会というもの。もし説明してほしい場合は冷静に聞くようにしていると相手の言いたいことが理解できると思います。

若いとき、自分が正当に評価されていないと思っていじけたり、仕事場の理不尽さに涙が出てとまらないこともありました。自分抜きで上同士で進んでしまい悔しいこともありました。何か問題が起きた時に、自分のせいじゃない、相手が悪いと言って頑なになったこともありました。今思うと本当に未熟でした。恥ずかしいです。無駄な抵抗や無駄な争いは合理的ではないだけでなく、ビジネスの遡上に乗れない子供じみた行為でした。

戦闘モードやいじけモードになっている人は相手にされないものだと思ったのは相当後のことでした。冷静さを欠いた態度や行動を一度見てしまうとヒトはとても白けるものです。それが一生懸命からくるものであったとしても・・。加えて黙って下を向いて唇を噛んで可哀そうでしょと見えるようにしている態度も同様。甘えている行為であることがわかりました。

仕事場で、情熱や明るさは出してもいいが、自分を守るための感情を出サービスない方がよいですよね。相手や会社に納得できる説明してほしいときは、忙しいのにすみませんという気持ちをもって一度冷静になり戦闘モードを抑えつつ聞くようにしたほうがいいと思います。また相手がもし間違っていたなと感じたら、責めないで赦したいですよね。赦すことは負けではないからです。次のミスを防ぐために話し合いは必要ですが、ヒトの性格は変わらないから、赦して互いに歩み寄っていったほうが幸せです。

人生はお互い様でお蔭様。お蔭様という感謝の気持ちがあれば戦闘態勢にはなりません。感謝があれば「私なんて」というイジケモードにならなくて済みます。自分が敏感だとか、自分が暗いとかを決めつけるのはもったいないこと。起きていることは全て自分が招いていることだし、感情的な無意味なトラブルは自分を守り過ぎていると思ったほうが解決します。

自立心や自我があるのはとても良いことですが、それを守るために相手を傷つけたり距離を作るのはよくないこと。まったく歩み寄らずに、周囲に気を遣わせてしまうのはあまり良くないかもしれません。

近年私にも、数年に一度あるかないかの理不尽な出来事がありました。クレームを受けたときは一旦は冷静さを欠くレベルでした。しかし起きたことを何時間もかけて、時系列に書いてみたら、ミスはこちら側ではなくて、相手が社内の連絡ミス起きていました。その方が、スケジュールを飛ばしていて「窮鼠猫(きゅうそねこ)を噛み」こちらのせいにしていたことがわかりました。相手に時系列でエビデンスを示して説明して、そして赦しました。そんなことは忘れて次にいきたいと思ったからです。

「どうせ自分なんて」という気持ちを「どうしたら相手が喜ぶかな」とか「好きなことをさせてもらえているからありがたいな」という気持ちになれると人生変わるほど、ストレスが減っていきますよ。

一度きりの人生を楽しく幸せに過ごしてください。読んで頂きありがとうございました


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