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ゴールのないダラダラ会議の不毛

会議が嫌いな人は会議が嫌いなのではなくて、無駄な時間が嫌いなんだと思います。どうでもいい慣例の会議、数字をつめて一方的にできていない人を詰める会議、連絡事項だけの会議、オンラインなのに長い会議。これらのどうでもいい会議が続くとまたかと思ってしまうもの。一番いけないのはアイデア会議がダラダラとすることです。

アイデアを出すために集められた会議なのに、主体者に仮説とゴールがないと、みんなが自由にワーワーと発言して昭和の広告研究会みたいになるものです。「面白いかも」だけで大体結論がでないのです。ヒトを集めたら意地でもネクストステップの合意までいったほうがいいです。

会社員はどんなポジションでもコスト意識を持つべき。会議は人の時間を拘束します。管理職であれば1時間で3万くらいの生産性が必要。それを2時間10人でやったら20時間×3万円=約60万位のコスト。会議室の家賃やコピー代は入れずにこれは人件費だけ。会議ってそのくらいの時間をとられてしまうのです。

会議は事前の共有が必要。議題、議論すべきこと、ゴール、ネクストアクションなどが共有されていないと会議室に時間通りに集められて座ってから担当から理由を説明されて「どれどれ」とそこから考えるハメになります。

アイデアが無いから人を呼ぶのではなくて、アイデアをブラッシュアップしてほしいから人を呼ばないと、参加者が高校生の授業中みたいに携帯ゲームとかしちゃうかもです。

細かい針の穴を通すみたいなどうでもいいことが大きく論議されていたりします。それをダメと言わないのは経営者の責任によるところが大きいのです。

自分が知りたいためにヒトを集めるのは反則。その場合はたくさんの人数を集めるのではなくて、1人に聞けばよいと思います。

会議と議論は発熱すればするほど楽しい知的なゲーム。お主やるなあという発言がたくさん出てくるとワクワクします。話さないのは反則。考えないのは反則、言わせないのも反則。反則会議を無くして楽しく会議ができると素晴らしい成長になります。これもスキルです。



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