サラリーマンは報告書が命

先日、ある企業を定年退社されて今はアドバイザーのように仕事をされている方に会いました。そのおじさん曰く仕事を教えてもらった恩人のコトバで座右の銘になったのは40年前に教わった「サリーマンは報告書が命」だそうです。これを教えてもらってからそれを実践するようになったら視界が拡がったそうです。

報告書は事実と意見を分ける。結論が先で短くわかりやすく特に最後の3行の自分の意見に命を懸ける。これさえ心がけておけば絶対上にいけると。素晴らしい座右の銘ですよね。サラリーマンは報告書だけで判断されます。私見がないと工夫がないは致命的です。この座右の銘を言った営業部長は自社だけでなく他社の方もたくさん面倒てアドバイスをしてきたそうです。このような豪放磊落な昭和のサラリーマン。かなりいました。憧れました

一方、外資系の取引先のマーケティングダイレクターの女性曰く。日本の安定している大企業は「偉いおじさんがエバる。偉いおじさんが働かない。偉いおじさんの会議のために社内全員が資料作りをする」だと分析していました。だから社員の意識が内向きになり、萎縮したり発言できないから気になるそう。

そのおじさんの機嫌を損ねないように気を遣い居酒屋の話題は、社内の噂話、次の人事こと。そして自分の定年後のポジション。

若い人が夢見られる閉塞感のない仕事環境を作るのは私たち世代の仕事。誰かに必要とされることは幸せにつながります。働きながら幸せになってほしいと心から願います。

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