一目置かれる存在になる

ヒトと意見がぶつかることは、自分の意見があるという証。それ自体はとても素晴らしいと思います。ですが言い方を間違えたり攻撃的であると言い方で拒否され聞く耳をもってもらえなくなります。折角のいい意見やアイデアに対して、周りが一応言ってみたら的な態度をされると「認められない」自分のイライラと常に闘うことになってしまいます。穏やかに仕事をするためには言い方を学ぶ必要がありますよね。こうゆう方はチームや職場が変わっても自分が変わらないので同じコトを繰り返してしまうもの。勿体ないです。

職場のイライラは自分が実力通りに評価されないという承認欲求が満たされないから起こることが多いのです。若い優秀な方ほど「周りよりも俺の方が凄い」という気持ちに陥りがち。それを上手に表現していかないと、あまり仕事のできないその他大勢に「あいつは使いにくい」とか「あいつは生意気だ」という烙印を押されて足をグイグイと下に引っ張られてしまいます。下に引っ張るチカラのほうが上にあがるよりも強いので気をつけてください。

「実るほどこうべを垂れる稲穂かな」というコトワザがあります。早くから仕事のできる人はどんどん頭角を現してよいんだと思いますが、このコトワザみたいに熟練、老練するまでで待てないので若いうちから上手な話し方を心がけてくださいね。

そのためには周りから普段から引き立てられることがとても大切です。引き立てられるというのはゴマをすることではなくて、一緒に仕事をしているヒトから一目置かれること。一目とは「囲碁」からきているコトバで、弱い方が先に一目置いてから対戦をスタートすることから発生しています。

一目置かれていれば、自分の意見が通らないこと、発言の場がないことでイライラすることもないと思います。ヒトはコトバではなく話し方と普段の行動を見ています。ヒトの信頼とは普段の行動でしかないのです。

ぜひ若いうちから一目置かれて威風堂々と遠慮せず発言できるようになってください。その発言は受け止めてくれるヒトの度量次第。読んで頂きありがとうございました。自分に関心が向き過ぎないようにしてください。自分との闘いは大概負けます。


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