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オーバーワークチンゲンサイ

朝5時台に起きて
ノートパソコンをパカっと開き
夜11時にパタっと閉じる。
シゴトをやった感はノムラマンサイである。
しかしその後ドッとシモツカレがくる。
下ネタの下に野グソの野と書く
素晴らしき下野(シモツケ)の地で
私は倒れ込みうつ伏せになる。
下野は昔、下毛野と書いたらしい。
下の毛と言えばノムラチンゲンサイであり
うつ伏せになった時に
チンゲンサイはどうなってしまうのか。
その1本1本に思いを馳せ
私は超現実世界へ行く。
そしていつもより寝込んでしまい
起きれなかった自分を発見するのだ。
シゴトは楽しい。
しかし十数時間も
ノートパソコンとニラそばもとい
ニラメッコをしていることが
カラダに良くないのは
言うても言うまでもないことである。
やり過ぎはチンもつ煮である。
テレパシーだけで文字起こしをしてくれ。
私の考えたことを瞬時に記述して欲しい。
今の100倍のスピードで。
モニター越しに会話するのではなく
テレパシーで会話したい。
そういう時代になるであろう。
ニラメッコパソコーンヌは死語になり
私はモニターに正拳突きをし
拳はモニターを突き破るだろう。
突き抜けた拳の先には
艶かしく甘美で官能的な
アナログワンダフルワールドが
広がっている!
私は人間の骨格と筋肉で
規定されている自然な動作を取り戻し
マンゲンサイの
1本1本を数え上げる。
その広大な原野と
チンゲンサイの広大な原野は
やがてぶつかり合い
ひたすら摩擦し合い
最終的にその広大な原野は
ヨーグルトのような粘着物に
まみれていくだろう。

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