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軟式野球キャプテン時代について振り返る

はじめまして。えばなおです。今回が初投稿になります!
これから何を書いていこうかなーと思ったんですけど、自分の経験をこれからの自分につなげたいなー、みんなに伝えたいなーと思ったので、自分の経験を中心として書いていこうかなって思っています。
よろしくお願いします!

そして、初投稿のテーマは「サークルスタッフになった今、軟式野球キャプテン時代について振り返る」にすることにしました。10月からサークルスタッフとして始動して、サークル全体のことについて考えることが増えました。そこで、高校時代の軟式野球部キャプテンの経験を活かしていきたいなーと思って、このテーマを選びました!


1. 新入部員の勧誘

2021.5

実は、軟式野球部に同期がおらず、学年1人で活動してきました。そして、1学年上の先輩も2人しかいませんでした。なので、僕が2年生になるときには、軟式野球部自体の廃部の危機に陥ってしまっていました。
先輩と、「もし廃部になったらどんな同好会とか委員会入る?」って雑談をしたこともありました。でも、野球がしたかった。

だから、学校がある日は毎日1年生の教室をまわって、何回も何回も軟式野球部の宣伝をさせてもらいました。興味がなくてもいいんでとりあえず1回見学に来てみてください、なんてことも1年生に言ったこともありました。
また、練習時間中、グラウンドにいる1年生を見つけたときには、積極的に話しかけて、軟式野球部の勧誘をしました。最初は人見知りが発動していて、とても勇気が要りました。今では、これのお陰で人見知りが治ったかな~って思っています。

そして、最終的に1学年下が6人、2学年下が3人と、軟式野球部復活一歩手前と言えるほどになりました。みんな、入ってきてくれてありがとう。

2.練習環境の改善

まずおこなったのは、部室の整理です。
当初、部室は、ゴミの分別の徹底がされていなかったり、片付いていなかったりと、あまり綺麗な状態ではありませんでした。なので、部室を徹底して整理しました。

そして、次におこなったのは、動画でピッチングやバッティングの動画を撮る、ということです。動画があると、どこが良くてどこがダメなのか分かりやすいかなーと思い、はじめました。みんな動画を使って自分の動作を改善させていて、嬉しかったです。

実は、このようなことをやっていた理由としては、「少しでも後輩たちに最高の環境で野球をやってほしい」という思いからでした。この思いがあったからこそ、積極的にいろいろなことをやれました。


3.キャプテンとして意識していたこと

実は、キャプテンとしてずっと意識していたことが2つありました。

1つ目が、「教えない」ということです。基本は後輩に教えず、後輩が不調に陥っている時だけアドバイスを送るようにしていました。その理由は、決して「野球が上手くないから」ではありませんでした。(そんなに上手くないのは本当ですが…)では、何故意識していたかというと「後輩たちに野球の楽しさをまず感じてほしかったから」そして「自分で考えて野球をしてほしかったから」です。
なので、キャプテンになって初期の頃はほぼ教えてなかった覚えがあります。みんな上手かったし。

また、2つ目は「積極的に人に話しかける」ということです。これは、部員や、新入生に対してだけではありませんでした。
2年生の冬、他校の軟式野球部と合同練習をする機会が2回ありました。後輩たちが少し他校の部員と話すのを躊躇っている中、積極的に他校の部員に話しかけに行きました。少しくらい後輩たちを背中で引っ張ることができたかな〜と思っています。


4.試合、そして引退

2022.7
打ち上げでサプライズしてもらいました🥰

上で書いた通り、僕がいた頃の軟式野球部はとても人数が少なかったので、他の部活の方に助っ人をしてもらいつつ試合をしていました。
秋と春、どちらも5回コールド負け。みんなで必死にやっていても、どうしても勝つのが難しかった。
本来なら例年通り軟式野球部は春で引退だったのですが、顧問の先生に誘われ、僕は夏の大会にも出ることにしました。

そして2022年7月10日、夏の大会。僕は試合の前の円陣で、
「コロナとか事件の中、試合ができることに感謝してプレーしましょう。絶対勝つぞ!」
みたいなことを言った覚えがあります。正直、言った後自分でも「ちょっと言い過ぎたか?」と思いました笑。しかし、そんなことはありませんでした。


1番ピッチャーで先発。1回表の攻撃、四球で出塁。(ここでアホ走塁。ごめんなさい。)その後、1回裏を三者凡退に抑える。そして合計3イニングを1失点で降板。セカンドに回る。

その直後、打線が繋がり、9得点を奪う。5回表終了時点で9対1。コールド勝ちも見えてきた。「俺は今日死ぬんじゃないか」ともちょっと思った。

しかし、逆転されてしまい、8回裏に再登板。激闘だったので、実は、この辺の記憶はそれほどありません。でも、このときには既に日が沈み、ナイター状態になっていた覚えがあります。

暗くてサインが見えなかった。なので、ストレートを投げ続けた。
4、5点差で、ランナーもいたので、ヒットを打たれたときに、サードを守ってた後輩に「今何点差?」と聞いた。
ここで、1つ思いついた。「この状況で笑顔で投げてたら、相手は逆に打てないのではないか。」だから、笑顔で投げた。
そして、当時1年生のレフトがファインプレーでスリーアウト。なんとか投げきった。

しかし、結果は14対19。負けてしまいました。そして、相手の校歌斉唱のところから、俺は野球で初めて大号泣。実は、負けて悔しかったからではなくて、これまでの軟式野球部ライフを思い出したら、こみあげてきてしまいました。

みんな、いい試合ができて嬉しかったです。本当にありがとう。


5.キャプテンを経験して学んだこと

軟式野球部のキャプテンを経験して強く思ったことは、「頑張っていれば誰かが憧れてくれる」ということでした。

2年生のときの学苑祭で、軟式野球部ではない1年生が「一緒に写真とってください」って言ってくれたことがありました。「軟式野球部に入らずとも、教室で勧誘してた俺のこと覚えててくれてたんだな〜」と嬉しくなりました。
また、3年生のときのクラスマッチで、部活対抗リレーに出たとき、熱烈に応援してくれた同級生がいました。嬉しかったです。(実は、声が知り合いの声ではなく、申し訳ないのですが誰だか分からなかったので、応援してくれた方連絡を今でもお待ちしてます。🙏)

これからも誰かに憧れてもらえるような存在になれるよう、頑張っていこうと思ってます!


6.終わりに

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます!
「えばなおはいつもはあんな感じだけど、あのとき実はこう思ってたんだよ〜」とか「えばなおがいたからこそ今の軟式野球部があるんだな〜」とか思ってくれてたら嬉しいです!

また次作をお楽しみに!!

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