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〇空耳アワー辞典~最新版発刊

〇空耳アワー辞典~最新版発刊
 
【Encyclopedia Of Soramimi Hour Latest Edition Published】
 
超力作。
 
毎週金曜夜の『タモリ俱楽部』内の一コーナーとして長年にわたって続いた「空耳アワー」。その「空耳アワー」で使われた全曲(約3500曲)と、その曲の何分何秒の部分がなんと空耳で聴こえたかをリストアップし、そのアーティストの五十音順に並べた超力作が刊行された。
 
本作は、さらに索引では、空耳の頭の文字の五十音順で並べた。A5版約290頁。他に「空耳採用ランキング」(どのアーティストがもっとも空耳で採用されたかを1位から34までランク付け)、「空耳アワード」の歴史も掲載されている。
 
1996年コミケで小冊子を刊行し、その後、改定を重ね、今回最終版が出た。これは「空耳アワー研究所」のサイトで販売されていたが、現在は下記サイトでの販売を休止している。



 
空耳アワー研究所

 
販売ページでの紹介文は次の通り。
 
タモリ俱楽部「空耳アワー」を研究したデータ同人誌です。
 
① 5年ぶりの大改訂!放送開始から最終回まで32年分の作品を収録
② 前作から新作260作品を増補収録、総ページ数は296p
③ 収録アルバム、CD規格番号等情報を最新データに更新済
④ 放送時のアーティスト名、曲名はレコード会社の正規表記に修正済
⑤ 索引で空耳から曲名の逆引きも可能。評価(賞品)も全掲載
⑥ 現在流通しているCDを優先させ効率よく収集できるよう掲載
⑦ 32年間のアーティスト別採用ランキングや空耳アワード情報も掲載
⑧ 辞典内の補足情報を Twitter で随時補完
⑨ 空耳ファン必携、洋楽好きの方へのプレゼントにも最適!?
 
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『タモリ倶楽部』は1982年10月9日から、2023年4月1日(3月31日深夜)までテレビ朝日で放送された。その中の一コーナー「空耳アワー」の前身のコーナーは1992年4月3日放送の「あなたにも音楽」というコーナーで、これがのちに「空耳アワー」となり、1992年7月3日から始まった。空耳の第一弾としては、アース・ウィンド&ファイアーの「ゲットアウェイ」内の「青森県」(I know we can)だそう。司会進行は、ごぞんじタモリと安西肇。
 
それにしても、3500曲近くもよく「空耳」が誕生し、よくまあ、それを編纂したものだ。リスペクトの言葉しかでない。



 
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「空耳アワー」を編纂した川原田さんと伊藤さんについてのインタヴューは上記の空耳研究所のホームページにリンクがある。
 
この制作の労力たるや、大変なもの。この労作、力作には、本当に頭が下がる。
 
僕自身、この「空耳アワー」が大好きで一時期、毎週このコーナーだけのビデオを編集して1時間半くらい(たぶん、2年分くらい)をVHSにまとめて、楽しんでいたこともある。
 
空耳採用ランキングによると、1位はクイーンの55回、プリンスはビートルズと並んで37回で3位、マイケル・ジャクソン29回で6位だ。
 
しかし、「空耳アワー」、コーナー終了してしまって残念。
 
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タモリ倶楽部 「空耳アワード 2009 前編」

 
タモリ倶楽部 「空耳アワード 2008 前編」

 
タモリ倶楽部 「空耳アワード 2008 後編」

 
空耳アワー 名作 ジェームス・ブラウン りんごジュース ファンキー・ドラマー

 
書き出すと止まらないので、いったんここでやめるが、また改めて書くかもしれない。
 
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