男性の中には髪の脱落に対する治療の必要性を感じている人が多い一方で、実際に治療を受けている人は少ないことが分かりました。治療が成功した場合、心理的な利益も期待できます。

この調査は、男性の髪の脱落が自己イメージや魅力に与える影響、および髪の脱落に対する懸念の程度を理解することを目的としています。さらに、髪の脱落の治療を受ける男性の心理的な利益に焦点を当てたものです。

ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、イギリスの主要都市の男性（18〜45歳）を対象に電話でアンケートが実施されました。

電話に応答した1536人の男性のうち、47％が髪の脱落を報告。
70％以上が髪がイメージの重要な要素であると回答。
62％が髪の脱落が自尊心に影響する可能性があると感じていました。毛が抜けるのを実感することは、重要な魅力の喪失への懸念（43％）、禿げることへの恐れ（42％）、年齢を重ねることへの不安（37％）などに結びついていました。治療を受けたことがある男性は10％未満で、治療を受けたことがある男性のうち73人が心理的な利益を報告。治療に成功した人の43％から59％が自尊心や魅力の向上を実感しています。

男性の中には髪の脱落に対する治療の必要性を感じている人が多い一方で、実際に治療を受けている人は少ないようです。