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一年経ったので棚卸

 いつもお読みいただき誠に有難うございます。昨年末に新しい挑戦として退職のエントリーを上げましたがその後何やってきたのか??やったのか?結果は出せたのか?そもそも転職自体が成功だったのか?失敗だったのか?
 そのあたりを話せる範囲で振り返ってみたい。
※本文と写真は一切関係ありません。また食べに行きたいだけ(笑)

①そもそも転職したけどどうなの??

 31年11か月務めた会社を辞めてまでやりたかった仕事なのか?だったのか?と言われれば、まだ分からないです。しかしながら、毎日新しい発見と共に課題もやってきて、これをシューティングゲームのようにやっつける。みたいな感じで日々業務を進めています。はい、この表現が物語っているように楽しく難易度の高いPMも複数(笑)回しております。
 
 もちろん、初めての転職だったしどのように迎えてもらえるのか?果たして今までの経験をもとに活かしきれるのか?など不安な要素を挙げればキリがないです。とはいえ、営業職でもあったので新しい新規顧客と思い丁寧なコミュニケーションを心掛けて仲間と思ってもらえるように振舞いました。
 意外と転職組が多くて、すんなりと迎え入れて頂けたのが嬉しい誤算でした。深く入り込んでいないが故に思う感ずるところのツボが同じであったり、共通の課題意識を持っていたりで良かったです。

②まず何をやったのか?

 おそらく皆さんも同じことをされたと思いますが、関わる人たちとのコミュニケーションに注力しました。まだコロナ禍で出社率も低い中でのコミュニケーションは難易度が高かったですが、上長=管掌役員の方が主要な方々とのミーティング時間を作って頂き、また間に入り紹介がてらミーティングを行っていきました。
 当初は、頻繁に接触するほどの案件がないので、その後の関係値をどのように構築していくか?と悩みました。私の所属するチームは、私がjoinする前提で作られたチームであり、また各所から集められた傭兵部隊です。なのでチーム員も同様に同じような悩みを抱えていましたので、チーム員とミーティングをした部門長とランチへお誘いさせて頂きました。本当は夜のほうが良いのでしょうが、2類から5類に落ちる前でしたのでランチにて(笑)

 まずは自分を知ってもらい、また私たちのチームがどのようなミッションを持って設立されたのかを説明し、間接部門ならではの協力体制をお伝えしました。やはり依頼する事業部としても、私たちに何をどこまで頼めるのか?またどこまで協力を仰げるのか?が分からないので、ミーティングの枠を超えたコミュニケーションは必須と改めて思いました。

③小さな結果を出し続ける

 師匠の一人でもある逸見光次郎さんから、転職祝いにと頂いたお言葉です。
『半年間は何もできませんので、joinしたからと言ってすぐに結果はでません。』と言いなさい! (笑)
 付け加えて、コミュニケーションはしっかりと取り、どんな小さなことでも良いので結果を出しなさい。と。
 私の所属は顧客体験戦略室。仰々しい名前ですが言ってみれば何でも屋さん(笑)各部署で困っていることに対して、ボトルネックを取り去る。しかし条件があって、部分最適化しないこと。必ず全体最適=横展開できる仕組みにしていくことが求められています。
 ある意味、この業務は何がボトルネックなのか?を見つけることが出来、さらにそれを横展開して全体最適化していくことになります。分かりやすく言えばDXですよね(笑)という事でまずは入社後2か月でちょっとした改修で顧客体験の向上が出来、現場の方々から小さな信頼を得ることが出来ました。

④会議室じゃ気づけない、ならば現場へ行こう

 当たり前と言えば当たり前ですよね(笑)現場に行かないとボトルネックは見えてこないので現場に入り込むことを優先しました。
 店舗研修として1週間ほどスタッフと同じシフトで入店し、オペレーションを学びました。そこで気が付いたのは、意外と今までこうやっていたから!とか個人個人で独自の方法で顧客情報を管理していたり。または、納品・検品・修理などで結構業務に負荷が掛かっていることが分りました。
 特に丁寧なコミュニケーションを取ったのは、準社員さんたち。あまり本社スタッフと話す機会のない人たちと時間を多くとりました。どうしても、店長クラスの方々が本社と対応して、スタッフに落としていくというスタイルになります。これは組織上仕方のないこと。受け身になってしまっている反面、何とかしたいと心の中で思っている人が多いのも事実。そのような声を拾っていく大切さは今回特に強く感じたところでした。

 12月に聞いたセッションでI-neの伊藤さんが仰られていました。I-neでは役員からアルバイトまでが事業や商品に関してアイデアを出す。そのなかでも実はアルバイトさんの案が意外と良いんだよね~と。
 まさしくこのことだなって思い、私自身も間違っていなかったと嬉しくなった瞬間でした。

⑤で、お前は今何をしているんだ!

 出向先にて、顧客体験戦略室 室長を拝命して日々業務に就いていますがよろず相談所みたいです(笑)もちろん経営にインパクトを与えるようなPMを複数チームで抱えております。ただ、面白いことにチームと言いながらも、担当はプロジェクト単位でオーナーになったり、リーダーになったり、アドバイザーになったりして関わる深度によって変わります。遊んでいるわけではないのでご安心を。
 ほぼ毎日決まった時間帯に、【相談タイム】として執務室でない場所に移動して、アイデアの壁打ちや、キャリアの相談、話し相手、もしくはプロジェクトのブレストなどを行っています。まだまだ、社内で知られていないので件数そのものは少ないですが、頼って頂けるのは嬉しい限りです。

⑥最後に転職してどうなの?

 上長というか管掌役員(=リファラルでお声がけ頂いた方)のお陰もあり、非常にスムースに入り込めたと思います。もともと自身の構想を具現化したチームで、現状では期待通りの動きをしているとの評価を頂いております。
 そう意味も含めて、私自身は良かったと思います。転職するには結構なパワーが要ります。現状を抜け出したくて安易に決めてしまうと、同じことの繰り返しになるかもしれません。私の場合はファーストコンタクトから最終の返事まで約4か月。直接時間を取ってお話をし始めてからでも3か月を要しました。もちろん先方とのスケジュール調整などもあって時間が掛かったという事もありますが、その間に他社からもお声がけを頂きました。
 一番考えるのは、残りの時間で何が出来るのか?またどのように貢献できるのか?定年が近い中どのように社内キャリアを詰めるのか?行くのが良いのか?または残ったほうが良いのか?など、楽しみな反面、恐怖(初めての転職)でもありました。

 今ではそんな心配は無く、会社に貢献しつつ私の知見が皆さんのプラスになれば良いと思っております。
 余談ですが、入社1か月ちょっと(まだ試用期間)で新卒研修で話をするってちょっと笑っちゃいました(笑)当時は大きなPJもなかったのでひたすら研修用のスライドを作っていて、なんと除夜の鐘もとい108ページにも及ぶ超大作となりました。
 そりゃ~途中で眠くなりますよね(笑)<誰とは言わないけど見てますよ!

 具体的に何をどうしたっていうのは公開出来ませんが、現場に喜んで頂けるPJを複数こなしたので、社内での知名度が上がってきているのを日々感じられるのが嬉しい限りです。

テキストばかりで3000文字を最後までお読みいただき誠に有難うございます。2024年も引き続きnoteで皆様とお会いできることを楽しみにしております。

良いお年を!

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廻らない鮨を食べたいなぁ😅