テーマは「昭和レトロ」。
恵がやってきたのは昭和な自販機が並ぶドライブイン。いつ行くの？今でしょ！
まさにその通り。先延ばししていると結局行き損なうということも結構ある。これは昭和レトロに限ったことではない。
俺も生まれは昭和だが過ごした期間は平成の方が長い。昭和がブームになっていることも恥ずかしながら良くわかっていない。
登場するのは50年に渡りラーメンなどを提供する自販機。これ等が50年たっても現役でいられるのは愛情を注いでメンテする人がいるから。貴重なことである。
後半は「日本一懐かしい遊園地」。
ここも開園してから60年以上経っている。
変わらないものなんてない。子供もいつか大人になり歳を取って死んでいく。だからこそ今を大切に、ということになろうか。
「昭和レトロ」がブームになっている理由。ドラマの中では「変わらないもの」を見たくなるんじゃないだろうか、という風に語られている。さらに言えば、時代が変わって無くしてしまったもの、無くしてはいけないものを追求したいんじゃないかと思うのである。
自分が「昭和レトロ」ブームにピンと来ない理由。きっと年齢は上がっているのに中身は変わっていない、つまり変わらないものを追求する理由が乏しいからではないかという気がしている。変わってはいけないものもあるだろうが、変わらなきゃいけないものもある。そこのバランスが自分はうまく取れていないと思うのである。
まずは「今を大切にする」ことから始めよう。