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老障介護、ゆるゆる、G活始めました。

在宅老障介護を続けてきた私。この夏で、いよいよ、74歳になります。後期高齢者になるまで、あと1年。長女は、49歳、あと1年で、50歳。

つまり、来年は、7550になります。8050問題が、最近脚光を浴びるようになりましたが、75は、四捨五入すれば、80ですから、私も立派に8050当事者になります。

いまのところ、私自身の健康状態は、取り立てての問題はありませんが、そこは人間だもの。いつ何時何が起きるかわかりません。大体の人は、たぶん自分は大丈夫だと思って暮らしています。私もです。しかし、介護保険の認定調査員をやってきた私は知っています。

「なんで、自分が、こんなことになってしまったのだろう。」「なんで、私が、脳梗塞で片麻痺になってしまったのだろう。」「まさか、私が、福祉の世話になるなんて。」「なんで、私が片足切断するなんてことに。」などなど、まさかのことに、苦しむ方々のなんと多かったこと。そして、体が動かないだけでなく、認知症、高次脳機能障害、昏睡状態、などなど、脳の障害の方も多く、ご家族の嘆き、苦しみに立ち会うことが多々ありました。

だからです。私もいつ何時、何が起きるかわからない。年齢を重ねるにつれリスクが高くなってくるのです。でも、もしかしたら、何も起こらないで、100歳になる人もいます。

何か起こるかもしれないから、用心して生活するというのも、なんだか、つらいです。今日は生きているのだから、本当は楽しく過ごしたいです。

もしかして、自分の子が健常者であれば、このような悩みは持たないでいいのかもしれません。

「親亡き後」についての悩みです。

なぜなら、年を取って親が死んでいくのは当たり前のことだからです。まあ、遺産の問題だとか、それなりの、家族の問題でもめることはあるかもしれませんが、親亡き後、それなりに生きていくでしょう。

でも、子に障害があるとすると話は全然別になるのです。親が死んだ後の子の生活の場を確保する仕事があるのです。

今までは、老障介護絶賛進行中とかいってましたが、そうのんびりもしていられず、G活を始めることにしました

保活。妊活。婚活。終活などなどありますが、グループホーム入所活動を本格的に開始します。略してG活。

今までも、グループホームの見学など、長女に内緒で、こそこそ行っていましたが、これからは、もう少し、積極的に行っていきます。

一応、私が75歳になる来年までかけて、じっくりG活していきます。長女に内緒でこそこそと。長女はものすごく敏感で、私が何か始めようとすると、なぜか感づいて、微妙に抵抗を始めるのです。それで、やめた計画も、たくさん。

微妙な感づきが、躁転のスイッチにならないよう、役者になって、ポーカーフェイスで計画遂行です。

まず、昨日は、市内のグループホームのリストの印刷をしました。そして今日、私としては画期的な行動を起こしました。

「親亡き後」相談室に相談の予約をしました。

予約日までに、長女のあれこれをまとめておこうと思います。これが結構大仕事です。「親心の記録」という冊子をダウンロードしましたので、これからしっかり書き込みます。

かなりつらい内容になるでしょう。書きながら泣いてしまうこともあるでしょう。

これも、老障介護の一幕です。



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