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2才ムスコのアマノジャク

今日は、全ての事柄に「イヤ」と答えるムスコにすっかり参ってしまった。

風呂上がり、びしょ濡れの裸のまま、風呂桶でドラムの真似事をしている。
これを無理やりやめさせたら、きっとギャースと暴れて手が付けられなくなるだろう。
あの手この手で呼びかけるも、口元でニヤリと笑って首を振る。

「そうか、この子はアマノジャクがしたいのだ」とふと思い立ち、「そっか、じゃあ裸のままでいていいよ」と声を掛けると、一瞬考える顔つきをして、またニヤリと笑って今度は「うん」。

あぁ、うちのムスコ、賢く育ってるなあ。

一時が万事こんな調子で、脳みそがくたびれ果てた。
寝かしつけ時、よくぞ眠りの淵から這い上がって、私。

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ぺぇちゃんとPecoちゃんのおしゃべり動画をお供に、わっさわっさとアランカーディガンの袖を編む。
途中、ふと「今すぐ使える帽子が欲しい」と思い立ち、袖編みを半端なところで放棄して帽子をキャストオン。
三國万里子さんの『編みものワードローブ』より、「耳まであたたかい帽子」とやら。
アランカーディガン用に発注した極太糸がそのまま使えそうで、ちょうどよかった。
何をどう計算し間違えたのか、10玉近く余らせることになりそうだったので、その消費も兼ねて。

うまくいったら、指定糸で母親に編んであげようと思う。
「農作業中、冬の風から耳を守るための帽子があるといい」と、先日会った時に母がそう呟いていた。

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そういえば、今年からフランス語で日記をつけるんだったと思い出し、さっき慌てて書いたところ。
たったの2行だけど、まずはそれでいい。
Aujourd'hui が書けなくて焦った。
人ってこんな簡単なことでも使わないとほんとに忘れるんだ。

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