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Radio Dinosaur

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[小説]この物語は私が高校生の頃、昼寝をしていた時に見た物語です。起きてすぐメモをとり文章化しました。主人公は高校生くらいの男の子でした。この男の子の目線でストーリーは展開しまし… もっと読む
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記事一覧

Radio Dinosaur #12【最終話】

夏休みの最後の日 DJのジョーク大会が終わる日 ラジオの前には、大人も子どもも張りついて こ…

echica
4年前
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Radio Dinosaur #11

目は覚めていた でも目を開けることは出来なかった 目を開けて、すべてが現実になってしまうの…

echica
4年前
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Radio Dinosaur #10

彼女の靴音を追いかけて、ぼくは階段を駆け上がる 彼女の靴音を追いかけて、ぼくは階段を駆け…

echica
4年前
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Radio Dinosaur #09

翌日、夕方からアルバイトだった その前に彼女に会っておこうと思ったので、またアイスクリー…

echica
4年前
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Radio Dinosaur #08

ぼくはドキドキしながら水車小屋の扉が開くのを待った 中は真っ暗だった 女の子はうっすらを…

echica
4年前
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Radio Dinosaur #07

ぼくはミントチョコの付いたスニーカーを洗面台でゴシゴシと洗いながら、小さい頃の思い出をで…

echica
4年前
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Radio Dinosaur #06

翌日、ぼくは決意した ラジオの失敗はもう、どうでもよかった この夏の新しいミッションは彼女の名前を聞き出すこと ぼくの計画はこうだ どこかで待ちぶせをして、偶然あったふりをして、それとなく会話を長びかせる そして「そうそう、そういえば君さ今さらだけど何て呼べばいい?」とさらり聞く 待ち伏せはあまりかっこいいやり方じゃないけど、この際いいことにする でも、どこで待ちぶせをすればいいんだろう この小さな町で、女の子が行きそうな場所といえば 洋服屋、靴屋、レコード屋、カフェ、ア

Radio Dinosaur #05

「ハイ!次の挑戦者はえ〜と、キミは初登場だね!?彼の名前は....」 とうとう来てしまった …

echica
4年前
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Radio Dinosaur #04

その日のぼくは盛り上がっていた 机の上の小型ラジオの前にはりついて、ひとり鼻息が荒かった …

echica
4年前
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Radio Dinosaur #03

学校に着いて教室のドアを開けるなり、クラスの視線を浴びた 仲のいい友だちは「まあ気にすん…

echica
4年前
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Radio Dinosaur #02

夏休みの二日前ぼくはいつも通り、学校の帰りにバイトに行った 夏休みを有意義に(遊んで)す…

echica
4年前
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Radio Dinosaur #01

その日のぼくは盛り上がっていた 机の上の小型ラジオの前にはりついて ひとり鼻息が荒かった …

echica
4年前
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