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ニンニクヤサイマシマシアブラカラメ。

ラーメン二郎と魔法のコール

こんにちは。営業部の高橋です。
皆さんは「ラーメン二郎」という食べ物をご存知ですか?「ラーメン二郎」とは東京都港区三田に本店を構えるラーメン店およびそこからのれん分けしたお店の総称です。
ラーメン二郎特有のルールとしてトッピングの頼み方があります。

例えば、店の人から「ニンニク入れますか?」と問いかけられたら

ニンニクヤサイマシマシアブラカラメ」とコールします。

この謎のカタカナコールはあくまで一例ですが、「野菜とニンニクをたくさん増して、背脂とカラメ(味を濃くするタレ)を多めに入れてください」と解釈してください(すくなめなどのコールもあります)。
その見た目や特有のルールから他のラーメンとは一線を画す「ラーメン二郎」は多くの人を魅了し続けており、筆者もまんまと魅了された一人です。そんな二郎に魅了された筆者の面白おかしい体験談を今回はお話していきたいと思います。

ラーメン二郎と出会い、そして…

筆者は大学時代に初めてラーメン二郎と出会い、その圧倒的な物量を前に食べきるのがやっとだった記憶があります。
完食後食べすぎて一歩も動けず二度と食べないと決意しました…
しかし、二郎を食べた翌日に異変が起こります。
昨日あんなに苦しい思いをしてまで食べたラーメン二郎の味が忘れられず、また食べたくなってしまったのです。
講義中も、友人と遊んでいる時も、二郎のことばかりを考えてしまい、気が付いた時にはラーメン二郎の行列に並んでいたのです。
なぜあれほどまで二郎再訪を望んだのか、今でもわかりませんが、無心で麺を啜っていた記憶だけがかすかに残っています。
二郎の引力に吸い寄せられるようになった筆者はラーメン二郎の色んな系列店に赴いては「ニンニクヤサイマシマシアブラカラメ」とコールをして、麺を啜る日々を送りました。
完食後は強烈なニンニク臭を周囲にバラまきながら帰宅する悲しきモンスターへとなり果ててしまいました。

ラーメン二郎旅行記 Day1

ある日、大学の先輩から旅行に行こうと提案されました。
ただの旅行ではありません。
東京を出発して普段いかない都内や県外のラーメン二郎直系店を目的地にする弾丸旅行です。
旅行の提案をされた時の筆者はまさに新大陸を目指すコロンブスぐらい気持ちが高ぶっていました。
迎えた二郎旅当日、昼頃に八王子方面の二郎直系店に到着。
そこは量が多いと噂されるお店で、筆者は「ヤサイ少なめ」コール。
しかし、現れたのは少なめとは程遠いヤサイが山盛りの丼ぶりです。
夜の二郎までには腹が減ることを願いながらなんとか完食。
一方二郎旅を提案した先輩は、「ヤサイ無し」とコールしたはずが、滑舌が悪く「ヤサイマシ」と勘違いされて提供されてかなり苦戦していました。
初回から苦しい戦いを強いられた一行が夕飯に選んだラーメン二郎は福島県の直系店。
二郎にしては珍しくつけ麺の二郎が食べられるところです。えびの風味が強くて、するすると食べられました。

ラーメン二郎旅行記 Day2

翌朝、次なる目的地の仙台へ向かうためにレンタカーに乗った瞬間、漂う強烈なニンニク臭…二郎を食った直後はあまり気づきませんでしたが、翌日にもその臭いが残っていることに絶望しました。
かれこれ2時間運転後、なんとか昼過ぎに仙台到着。
1時間ほど並んで食べた二郎は麺、ブタ、スープすべてがまとまった非常に高水準の二郎でした。
完食後仙台を観光しようと近くの観光スポットをふらふらしていた矢先、次なる問題が発生。
それは、夜食べに行く西東京市の二郎の営業時間に間に合わない可能性が出てきたことです。
この時15時半ごろで、急いで東京へと戻りました。
仙台滞在時間2時間(内観光30分)という短さ…なんとか最終目的地の西東京市の二郎に着いたら、そこには今までに見たこともないほどの長蛇の列…それもそのはず、そこは二郎直系店のなかでトップ5に入ると噂される超人気店です。
長時間の運転による疲労困憊、2日間計3食二郎を食べて食傷気味な一行には待ち時間はもはや拷問でした。
しかし、いざ入店して最初に目についたスープは黄金色に輝いており、一気に食欲が湧いてきました。
着丼後、スープを口に運ぶ手は止まらず、気づいたときには完食していました。苦しみながらもやり遂げた二郎旅、最後の一杯がここでよかったと友人たちと話したのはいい思い出です。

もちろん最後の店でのコールは「ニンニクヤサイマシマシアブラカラメ

髙橋 諒多(たかはし・りょうた)
越後天然ガス株式会社 営業部総合エネルギーグループ サブリーダー
4年制大学経済学部を卒業後、新卒採用。法人営業部門へ(現職)
趣味は、筋トレ。趣味は、筋トレ。あだ名は、リョータ、マッスル。

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