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「愚者」と「激レアさん」

この記事は916文字です。

あなたの周りには、

「マジでそんな人いるのかよ!!」

と突っ込みたくなるような奇跡の人、いますか?



テレビ朝日の「激レアさんを連れてきた。」
(テレビ朝日 毎週土曜夜10:10~放送)

という番組があります。


オードリーの若林さんと広中アナウンサーが、

世にも激レアな体験をした人を研究する番組です。



この激レアさんって、

タロットカードの「THE FOOL」(愚者)に似ていると思います。


タロットカードでの「愚者」は、本当に愚かな人を蔑む言葉ではなく、

このまま変化しなくても十分なのに

なんでわざわざそれを捨ててまでそんなことしに行くの?

あんた愚かだねぇ。

といったニュアンスらしいです。





世の中には様々な激レアさんがいます。

サッカー経験なしのヤンキーを集めてサッカー部を作り、
強豪チームにし、さらにはW杯まで出場した人。
(「野人」と言われた岡野雅行さん)
世界的バイオリニストなのに、
居酒屋の鳥貴族を貴族が集まるお店と勘違いして
とりあえずバイトしていた人。
パンの世界コンテストで優勝したプレハブ小屋のパン屋さん。



激レアさんに共通していたことって、

一度決めたことをとにかく信じて行動するところ。


夢や目標は絶対かなうと信じて疑いません。

誰が何と言おうと、馬鹿にされようと、貧乏になろうと、

本気で信じています。

そして、信念が強いので、行動力も尋常ではありません

だから愚者なんです。



そんな激レアさんに、

時に周囲も困惑することがあります。

数奇な運命に

激レアさん自身が振り回されることもあります。


でも、成功を信じて疑わないメンタルや鈍感力、

自分の運命の分岐点を絶妙なタイミングで選択できる嗅覚やセンス。

それらの力が最適なバランスで結びつくことによって、

新たな副産物がもたらされ、豊かな人間関係が広がります。


奇跡ってほんとに起きるというか、

人の力で起こせるもんなんだなと思います。



愚者な激レアさんに学ぶことは沢山あります。


TV離れしているので自分からは見ないのですが、

時々見ては元気をもらっています。



■ 上に紹介した私の大好きな激レアさんです。


偏愛とか変態とか、そういうものがある人生はかっこいいと思います。

お読みくださりありがとうございました。









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