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2021年、夏の土用中に北海道に行ったよ 7/29~30

7/29-8/5まで例年の通り夏の旅を実施したので、そのことを忘れないうちに記録しておきます。

いつもは夏の土用前に旅に出るのだけど、今回は知り合いの魂のダンサー兼小説家のコッシーが北海道で踊薬リトリートというダンスのリトリート合宿を7/30-8/1に北海道の支笏湖でやるのでそれに便乗しました。

今年の夏土用は色々整理整頓しようと思ってたからスキャンを借りて本や書類を全部電子化しようとしたのと、やっぱり土用中に目掛けて大地の再生の現場作業に誘われたり、予定を空けておいたはずの土用はにわかにバタバタしてました。

渡航するために猫に狂犬病のワクチン打つ必要があったり、にわかに忙しい!

今回はドイツに行く前の日本の中での旅は最後だと思います。

目的は2つ。前途のリトリート参加と、1-2月、5-7月にかけて北海道のプログラミングスクールでサイト作りの言語を習ってたので、そのスクールに足を運んでみたい気持ちがありました。

土用でやっぱりバタバタしてたので、事前に決めれたのは飛行機のチケットと、移動初日の宿泊場所の予約、そしてレンタカーの予約だけで、後はノープランでした。これほどまでにノープランの旅は初めてでしたが、結果的には土用中なのにも関わらず、大きな事故や怪我がなく帰ってこれたのは幸いなことでした。

というのも、普段からのやらかし体質(ADD気質)に加え、土用は季節の変わり目でハプニングが起きやすい時期なので、「何かやらかすであろうことは必須」と捉え、遅刻・トラブル対策としてリトリートの前日入りをしたり、予定を決めたところで絶対にその通りにはならないことが予想されるのでノープランだったのは、結果的にはよかったと思います。バタバタしててノープランになっただけなのですが。それでもいくつか起こったハプニングは紹介していきます。旅のハプニングは後から振り返ると楽しいですからね。

1日目、最初に大変だったのは、前日夜に猫を友人宅に預けようとしましたが、大地の再生作業(26日)や連日のスキャン作業で体が疲れていてどうもぼんやりしており、結局移動初日に猫と旅の荷物と猫のトイレを運ばないといけなくなり、タクシーで向かいました(第一のハプニング)。これは出費がありましたが、全てを持ち運ぶのは到底無理なので、やむを得ない判断だったかと思います。

帰ってきたら友人の家の掃除を手伝うことを約束して猫を無事預けた後、成田発だったのでまず上野に向かいました。この時点で、湘南の手土産を全く用意してなかったことに気がつき、人気の少ない上野のアメ横を平日の朝にぷらぷらしていましたが、これから北海道に向かうのに北海道産のカニやら昆布やらが売っていて、仕方がないので中国産のナツメを500g買いました。誰かにあげよう。後は成田空港で横浜の崎陽軒のシュウマイを買った。ベタだけど。

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成田で飛行機には無事に乗れて、行く途中に雲の中で初めて虹を見ました。写真は撮れなかった。

新千歳空港に無事につき、真っ先にレンタカー屋さんにむかいましたが、決済の時にクレジットカードが使えず、もう一度空港に戻ってお金を下ろしてきました。単純にデビットカードに残高がなかっただけなんだ(第二のハプニング)。

その後、事前予約していたAir Hostes Lccに宿泊しました。値段も安いし、銭湯も歩いていけるところにあるし、アイロンも貸してくれるし、よかったと思います。ただ、ホテルの部屋の匂い(たぶん畳がコンクリートの建物の中にあると変な匂いに変換されるのかな?)がちょっと自分的にはダメだったので、次回は別のところかなあ。

今回、多少お金がかかるもののレンタカーを借りようと思ったのは、高校生時代に、クラスの優等生だった女の子が「私、大学生になったら免許を取って、北海道でレンタカーを借りて旅行するのが夢なの。だから受験勉強も頑張る」と言っていたのが何故か印象的で、「そうかあ。北海道は大きいからレンタカー借りるのが普通かあ」と思っていたからです。何せ、ノープランはいいのですが、北海道の大きさがまだ実感できてない。たぶん神奈川県30個くらい入るよね??

結果的には、当日入りした講師のコッシーとスタッフのイクラちゃんを現地まで送り届けたり、リトリート中の移動手段として車は必須だったのでよかったと思います。参加人数が当初より増えてたので、車があってよかった。

コッシーとイクラちゃんと無事に空港ロビーで落合い、リトリート会場へ向かう車中で第三のハプニング、同じ茅ヶ崎在住のKさんが土壇場でリトリート参加を決め、予約していたバスを逃して飛行機の便を遅れて到着する旨を聞きました。

今回のリトリートには実はもう一つの裏テーマがありました。それは「鬱状態のKさんに自らの人生を決断する力を取り戻してもらう」ということでした。

Kさんと私はコロナ前は一緒にご飯を作ってごはん会をしたり、結構交流があった友人なのですが、私が姉家族の世話をやめて、海外に行くと決心した頃から音信不通になっていました。そして最近コッシーからも旅の2日ほど前から「Kさんに電話してみてほしい」との連絡があったのです。

電話してみると、鬱の人に特有な「自分の希望する方向に対する決断を躊躇するのに、時間が過ぎてみると後悔するので選択を間違った(?)ことがわかる」という状態をずっと繰り返していることがわかりました。しばらく会ってない間に鬱っぽくなっていました。わお。

Kさんには「土用だから、無理に動くとハプニングが起こるけれども、ハプニングが起こると想定して受け入れて動くならそれもアリだし、家で整理整頓に徹するのもよし。どちらでもいいと思いますよ。もし北海道来る場合は車(アシ)は確保してるので、その点は心配しないでください」とだけ伝えました。

 土用中は、鬱や躁鬱の人は心身不調になりやすいので、無理に動かないでもいいけど、決断して動くことを決めたならそれはそれで貴重な体験だと思います。自分で決めたことは誰のせいにもできないし、後悔もしにくいので。なので、Kさんに関しては今回は「自分で決めて北海道に来たこと」じたいが祝福であり、お祝いごとでした。本当は早めに決断してくれれば私と一緒に前日入りでスムーズに行ったのですが、それはそれで。

コッシーも私も、もう一人の共通の知り合いのSさんも、この裏テーマというか使命を胸にリトリートに参加していました。リトリートが始まる前から始まってたんだドラマが!ちょっと長くなったのでまた次の記事に続きます。







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