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身長147cmの違和感

自分は身長が低い。身長が低くてよかったことと、よくなかったこと、気をつけるようになったことを書きます。

まず、食べる量。中学生の頃から身長が止まってしまったのですが、平均身長を調べたら私の147cmというのは全国の小学生4年生の平均身長と一緒なのだそうです。そういうふうに考えると、外食などで出てくる大人の人の1人前は全部多すぎになる。なので、自分の体重を管理する際に、それらの外の基準は参考にしません。1日3回食べないこともある。お腹が減ったら食べるようにしている。これは、年に4回プチ断食をするようになってから特に顕著になった。

スポーツは、バレーボールをやっていたけど、背が低いのでレシーバーしかさせてもらえなかった。意外にドイツに行った時は地域のバレークラブでスパイクを打たせてもらえて楽しかった。背が低い人は一律レシーバーという不文律は、背にコンプレックスを持っている日本ならではな気がする。

走ったりヨガとかは、背の高さが関係ないので、そういうのは今でも時々やっている。

頭脳労働は背の高さが関係ないことが多い。保育士の資格もとったけど、保育士は6割くらい肉体労働なので、見た目がモロに影響する。私は特に背が小さかったので、保育所で臨時で働いていたとき「子ども先生」と呼ばれていた。逆に中学校の教員免許を取るために理科の教育実習をした時は、最初は見た目で舐めていた生徒たちが、だんだん難しいことを教えていくと、態度が変わってきて、ちゃんと「先生」と呼ぶようになったので不思議だなあと思った。そう、「ちゃんと」扱ってもらった時に、逆に「違和感」を感じてしまう。「え、君たち、大丈夫か?騙されてやしない?」みたいな感じで。自分が人として人の中に入っていることの違和感というかなんというか、、、そういった挙動不審さは相手にも伝わるので初対面で怪しまれることもあったが最近は少ない。開き直ってるせいか。

外国に行くと、飛行機で荷物を置くのに届かない時に意外と助けてもらえたり、背の高い人と並んで写真を撮るのを頼まれたりする。身長差がおもしろいらしい。

絵や文章を描くのには身長は関係ない。ただ、絵を描く時にどうしても自分が一番見慣れているので、頭身が高い人を描かなくなったりする。これは結構問題。子どもや頭身の低い人物しか描けないのはどうかと思いつつも、二頭身とか描くのは全然抵抗ない。頭身の高い男性や、老人なども描けた方が幅は広がるだろうなと思う。

ただ自分が人の中に入っているという違和感はずっと続く気がする。これは身長は関係ないのかも、、、



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