拝啓 人生 ふざけるな

 今日も紅茶をこぼした。人を舐めるのも大概にしろよ。知的生命体の恐ろしさを思い知ることになるぞ。

 そんなわけで非常にションボリした私は近くのコンビニへ向かった。最近のコンビニはあまりに高く、四捨五入したらほとんどディズニーランドだ。しかしションボリした私に怖いものなど何もない。ションボリは病みの一歩手前なので、腕を切り刻む前にカロリーで迅速に中和しなくてはならない。普段は業務スーパーでしか買い物をしないが、こういう時はションボリを言い訳に財布の紐をここぞとばかり緩めることにしている。

 コンビニの不自然なほどの明かりはいつも太陽かと思う。普段暗くて寒い部屋にいるから尚更だ。そして普段行かないから知らなかったけど、最近のコンビニは健康志向になっている。ここは不健康な食べ物を買う場所じゃなかったのか……? あとバカ高い。そんなこんなでなるべくカロリーの高い二郎系のチルド麺を買った。

 フランスから買って帰ってきた1664とともに夕飯にこれを食べたわけだが、死ぬほど酔った。「酔っちゃった♡」とかいうレベルではなく、もうタコ。タコである。赤みがタコ。赤すぎて本来の眉毛の形がわかる。細眉にしているのが仇となるレベルで真っ赤になる。なんなら首や腕まで赤い上、心臓がバクバクしている。330mlでこれだ。絶対的に酒を飲んでいい人間じゃない。宴雑魚(オモコロチャンネルより)すぎる。

 私はお酒がわりかし好きだ。特に黒ビールが好きだ。なのに何故? 私はいつもそうだ。私のことを好きな人は私を好きじゃない。なんでだ。私はこんなに愛しているのに。アルコールも私を愛してくれよ。抱きしめてくれよ。猫飼いたい。犬も飼いたい。

 寝ます!

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