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姿勢を直したいなら「セルフモニタリング」から始めましょう

悪い姿勢に関するお悩みというのは、多くの人が抱えるものですが、なかなか直せないもの。


そこでまずおすすめなのが、「セルフモニタリング」です。


これは「自分の姿勢を写真で見てみよう」という手法で現場では必ず最初に行っています。「姿勢を良くするためには、まず己れを知ろう!」ということです。

なにせ、多くの人が姿勢を正せない原因は、「現状の自分の姿勢がわかっていない」ことにあります。


つまり、「自分の思っている姿勢と実際の端から見た姿勢が違う」ということです。


現場でよくあるのが「私は猫背なんで・・・」っておっしゃる人が意外と猫背ではなく、むしろまっすぐ過ぎる・・・なんてことです。


「人間は自分のことが一番よくわからない」とはよく言ったものです。


それもそのはず、なかなか普段自分の姿勢を鏡で見ることもないですし、自分のなんとなくの感覚で立ったり座ったりしているので、自分の姿勢が今どうなっているかなんて意外とわからないものです。


スポーツやダンスなどで、自分の動きを写真や動画で見たら「あれ?全然イメージと違うぞ」ってことは経験ある方もいるのではないでしょうか。



セルフモニタリングのやり方

なので!

まずは「セルフモニタリング」をして自分の姿勢を確認してましょう。


やり方は簡単です。

自分の立っている姿や座っている姿をスマホで撮ってみましょう。

その際は真横から撮影すると解りやすいです。


まずは普通に立った状態で撮影してみます。


チェックポイントは

・頭の位置が背中(首の付け根)と比べてどこにあるか?

・背中は丸まっているか?まっすぐか?

・腰が反りすぎていないか?

・骨盤の位置が前になっていないか?

・胸の位置よりお腹が前に出ていないか?

・お尻が後ろに突き出ていないか?

・股関節(足の付け根)から上体が前傾していないか?


などに注目して見てください。

はたして、自分のイメージと写真の姿は一致するでしょうか?



そこから自分で体を動かしてみながら、姿勢がどう変化するかを確認しながら、いい姿勢に直してみましょう。


「自分が思ってるのとなんか違う!」ってなったら「認知のゆがみ=感覚のズレ」が起きているので、「セルフモニタリング」を繰り返しながら修正しましょう。

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