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初心者向け実践FX講座2022.7(1)

トレードに役立つコラムや用語解説、FXのお得情報や普段の生活で知っておきたいニュースなど、さまざまな話題についてお伝えしていきます。

今週のピックアップニュース:2022年6月30日 東京電力管内4日連続で電力需給ひっ迫注意報

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220630/k10013695001000.html

27日に例年よりかなり早い梅雨明けを迎えた関東甲信地区。
梅雨明け後は猛暑との宣言通り、6月とは思えない猛暑日が続いています。
急激な暑さで熱中症で倒れる人もいるほどの気温に、気象庁は連日注意を呼びかけていますが、一方で電力不足も問題になっています。

東京電力では梅雨明け宣言の27日から電力需給ひっ迫注意報が連続で発令されています。
家庭での電力消費が激しいナンバーワンはエアコンの利用ですが、猛暑でエアコンを使わずに節電することは命に関わります。

熱中症対策と節電、両方上手に取り組んで暑い夏を乗り切りましょう。

FXコラム:利上げと物価上昇どちらが悪影響?

止まらない円安。
円安の理由の一つとなっているのが、海外と日本の金融政策の差です。
先日FRBのパウエル議長は、大幅な利上げによる景気の減速よりも物価が想定通りに下がらないことのほうが経済のリスクになるという見解を示しました。
インフレの抑制を優先するため、金融の引き締めは続けていく考えです。
一方日本は景気回復優先で金融緩和政策を続けています。
パウエル議長が金融引締めに絶えられると判断した根拠の一つに雇用の改善がありますが、日本の給与の上昇率は各国とくらべても低いもので、一概に海外に右へ倣えの状況を取るわけにはいかないという背景もあるのでしょう。

石油の価格高騰により、金融引締を行っている各国でも物価の上昇は避けられないものとなっています。
利上げを行い景気が再び停滞し、なおかつ物価も下がらない事態になったら最悪です。
この円安を逆に好機ととらえインバウンド需要で一気に経済を回復することにのぞみをかけたいところです。
トレードでもこの相場を乗り切ってプラスが積み重なっていくと良いですね。

FXの基礎知識:好みで選べる売買シグナルを出すインジケーター

FXはエントリーポイントで勝負が決まる!と言っても、過言では有りません。
MT4のチャート上に売買シグナルを描画するインジケーターで有名なものは以下の3つです。

・MA_Crossover_Signal5
 2本のEMA(指数平滑移動平均線)が、クロスした位置にエントリーポイントとして矢印を描画
・007_Macd_Alert
 MACDのゴールデンクロスとデッドクロスを基に売買のシグナルを描画
・Swing Index
 前日と当日の始値・高値・安値・終値の4本値を比較して表示される振幅の加減でトレンドや相場の強弱を判断

3つを比較した結果、ほぼ同じ位置でシグナルが示される事がわかりました。
チャートでの検証結果はこちらの記事を参考にしてくださいね。
→売買シグナルを出すインジケーター3選を比較!
https://wp.me/paAhJs-VH

FX用語解説:デッドクロス

短期の移動平均線が、長期の移動平均線を上から下にクロスするときに用いられる言葉です。
短期の線の下落スピードが長期の線の下落スピードを上回っていることから、下降トレンドを表す「売り」のシグナルとされています。
ゴールデンクロスとデッドクロスは、売買のタイミングを判断する上での重要なシグナルですが、これらが発生する際には「ダマシ」も多く潜んでいるため、安易にこれら2つにだけ頼るのではなく総合的に分析することが大切です。

FX用語の学習に便利なアプリもぜひダウンロードしてみてくださいね!
→FX用語集 
https://apple.co/2JMLHPI
→ウェブ版はこちら 
https://ecoledefx.xyz/words/

読者からの質問コーナーQ.チャートに張り付いていられるときは指値や逆指値注文よりも成行注文のほうがいいですか?

指値や逆指値は利確や損切を自分の中で設定して注文を行っておくものです。
チャートをずっと見続けていて、その値になった瞬間に成行注文を行うのと同じなようですが、実際はそうならないことが多いです。
トレードする心理として、基準に達していなくても、今売らないとこれ以上は上がらないんじゃないかと思い、早めに利確してしまいがち。
逆に損切の場合はもう少し待てば値戻りするかもと損切のタイミングを逃してしまうことも多いです。
こうしたその場の気持ちに流されないためにもはじめに定めた値で指値・逆指値注文を行っておく方が確実です。

来週の注目経済イベント

7月5日(火) 米 製造業受注、豪 小売売上高(改定値)・RBA理事会
7月6日(水) 米 ISM非製造業景況感指数・FOMC議事要旨、欧 小売売上高、独 製造業受注
7月7日(木) 米 ADP雇用統計・貿易収支、欧 ECB理事会議事要旨、豪 貿易収支、独 鉱工業生産
7月8日(金) 米 雇用統計

FXや経済に関わるニュースをいち早く知るにはニュースアプリが便利です!
→FXニュース速報まとめ 
https://apple.co/2UFv6Pb

編集後記

今日から7月。
先月後半からすっかり真夏の気温となっていますが夏本番はこれから!
今年は久々に旅行を検討している人も多いのではないでしょうか。
コロナ前と全く同じとはまだ行きませんが、数年ぶりに夏を楽しめる年になりそうですね。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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