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保有ペア以外の国の政策も気にするべき理由〜初心者向け実践FX講座2023.6(2)

今回のトピックは、カナダの利上げが他の国に与える影響について。
相場の流れをつかめる「ROC」もご紹介します。
初心者向けのFX基礎用語は「ボリンジャーバンド 」「ブレイクアウト」「スキャルピング」「ファンド」「フロンティア市場」を解説。
興味のある話題があったらぜひ覗いていってくださいね!
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このnoteではトレードに役立つコラムや用語解説、FXのお得情報や普段の生活で知っておきたいニュースなど、さまざまな話題についてお伝えしていきます。

今週のピックアップニュース:2023年6月6日 アップル ゴーグル型端末を発表

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230606/k10014090881000.html

アップルは、カリフォルニア州の本社で開催された新商品発表のイベントで、現実の風景と仮想現実などを重ね合わせて映し出すことができるMR(複合現実)のゴーグル型端末「ビジョンプロ」をお披露目しました。
個人利用だけでなく、工場や企業での利用も可能となるこの商品が、今後MRがさらに広まっていく可能性を秘めているかもしれませんね!

今はまだ高額すぎて一般的になるにはまだ時間がかかりますが、今当たり前のようにある、スマホが将来的にはこういった新しいツールに変わっていくかもと考えるとワクワクしてきますね。

FXコラム:カナダの利上げの影響とは?

カナダ銀行が決定したさらなる利上げ継続。
ここでカナダの金融政策はあまり関係ないと思うのは間違いです。
実際、この決定はFRBの金融政策にも影響を与えると考えられ、アメリカでの利上げの可能性が高まったことから円相場は円安方向に動いています。

FXや株は実際の結果ではなく、多数がどう考えるかによって相場は動きます。
そのため自分が保有している通貨ペアの国だけでなく、他の国が与える影響も視野に入れつつ、広い目で情勢を判断することも必要になってきます。

FXの基礎知識:相場の流れをつかめる「ROC」

ROCは「レート・オブ・チェンジ」の略で、買われ過ぎや売られ過ぎを、0ラインを起点にラインの変動で表示し、売買サインとするテクニカル指標です。
ROCインジケーターを利用すると、相場が強気なのか・弱気なのか・レンジ相場なのかの判断が出来ます。
また、値動きの勢いとROCインジケーターが描くラインで、相場が反転するタイミングをも掴めます。

相場の勢いを見るのには、モメンタムインジケーターを使われる方が多いと思いますが、モメンタムを比率化したものがROCで、計算式で引くか、割るかの違いになります。

上抜け(下抜け)て動きだした際の順張り、エントリーやダイバージェンスやコンバージェンスの出現を根拠に逆張りエントリーも可能となりますのでぜひ使いこなしてみてくださいね!

詳しい解説はこちらの記事へ
→ROCインジケーターで相場の勢いを知る!
https://wp.me/paAhJs-11a

FX用語解説

・ボリンジャーバンド (Bollinger Bands)

ボリンジャーバンドは、価格の変動幅とその相対的な高さまたは低さを示すために使用されるテクニカルインジケーターです。
ボリンジャーバンドは、中間の移動平均線と上下のバンド(標準偏差を使用して計算)から構成されており、価格の過買いや過売り状態を特定するのに役立ちます。

・ブレイクアウト (Breakout)

ブレイクアウトは、価格が重要なサポートラインやレジスタンスラインを突破し、新たな価格の範囲に進出することを指します。
ブレイクアウトは強力なトレンドの始まりや相場の方向転換を示すことがあります。

・ スキャルピング (Scalping)

スキャルピングは、非常に短期間で小さな利益を追求するトレード手法です。
スキャルピングトレーダーは、わずかな価格変動を利用し、高頻度で取引を行います。
スキャルピングは高いトレード精度と素早い判断力を要求するため、経験とテクニカルスキルが必要です。

・ファンド (Fund)

ファンドは、複数の投資家から集めた資金を専門の運用会社が管理し、株式、債券、不動産などのさまざまな資産に投資する仕組みです。
ファンドに参加する投資家は、その運用成績に応じて利益を分配されます。

・フロンティア市場 (Frontier Market)

フロンティア市場は、発展途上国や新興国で、投資の機会や市場規模がまだ成熟していない市場を指します。
フロンティア市場は高いリスクと高いリターンのポテンシャルを持っており、投資家にとっては成長の機会がありますが、同時に不確実性も存在します。

FX用語の学習に便利なアプリもぜひダウンロードしてみてくださいね!
→FX用語集 
https://apple.co/2JMLHPI
→ウェブ版はこちら 
https://ecoledefx.xyz/words/

読者からの質問コーナー Q: ポジションはどれくらいの数値が最適ですか?

FX取引で重要なポジションサイジングの考え方の一つは、リスクマネジメントに基づいたポジションサイズの決定です。
リスクマネジメントでは、一度のトレードで損失が資金の一定割合を超えないように設定します。
一般的には、トレードごとのリスクを1~2%以下に抑えるのがおすすめです。
ポジションサイジングを適切に行うことで、リスクを管理し、持続的な利益を追求することができます。

今週の注目経済イベント

6月13日(火) 米 FOMC ~14日・消費者物価指数、英 失業率(ILO基準)、豪 ウェストパック消費者信頼感
6月14日(水) 欧 鉱工業生産、英 月次GDP・貿易収支・鉱工業生産
6月15日(木) 米 小売売上高・鉱工業生産、欧 ECB理事会・貿易収支、日 日銀金融政策決定会合 ~16日・通関ベース貿易収支、豪 雇用統計
6月16日(金) 米 ミシガン大消費者信頼感指数

FXや経済に関わるニュースをいち早く知るにはニュースアプリが便利です!
→FXニュース速報まとめ 
https://apple.co/2UFv6Pb

編集後記

6月に入り、電気料金や日用品など、ますます値上がりの波は厳しくなってきています。
そんななか、6月に発表された4月の消費者賃金は13ヶ月連続でマイナスとなっています。
給与総額は上がっているものの、物価の上昇率には勝てなかったようです。
春闘での賃上げの動きが反映されるのはもう少しあとになるようなので、徐々に賃金改定の効果が現れてくると良いですね。
こんなときにありがたいのが給与以外の副収入です。
ぜひトレードに励んでくださいね!

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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