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初心者向け実践FX講座2021.9(1)

トレードに役立つコラムや用語解説、FXのお得情報や普段の生活で知っておきたいニュースなど、さまざまな話題についてお伝えしていきます。

今週のピックアップニュース:2021年9月1日 デジタル庁発足

https://www.digital.go.jp/posts/uWAA9Dcp

9/1デジタル庁が発足しました。
マイナンバーの積極的活用や各行政手続きのワンストップサービスなど、必要な手続きを簡単に行えるようになるのは喜ばしい限りです。

600人体制でスタートしたデジタル庁は民間からも200人が採用され、時代に即したサービスが求められています。
お役所仕事というとどうしてもアナログなイメージが付きまといますが、今後はそんなイメージを払拭するくらい各省庁のデジタル化が進んでいくとよいですね。

FXコラム:アメリカの相場のカギはテーパリング?!8月のドル円の動きをチェック

8 月のドル円は、109.72で寄り付いた後、当初は軟調に推移しました。
予想を下回った中国や米国の製造業に関連する経済指標を受けて米長期金利が低下するとドルが下落。
一方、デルタ株による新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、原油先物相場が軟調に推移するなど市場がリスク回避に傾くと円は底堅く推移しました。

特に、7 月の米ADP雇用統計が市場予想を大きく下回ると米長期金利が半年ぶりの水準まで低下。
ドル円も月間安値108.73まで下落しました。

その後は年内の量的緩和縮小(テーパリング)の開始や2023年の利上げ着手を支持するクラリダFRB副議長による講演テキストを受けて米長期金利とともにドル円も反発します。
翌日の米雇用統計にて、非農業部門雇用者数の増加幅が943千人と予想を大きく上回った為、ドル円は110円の大台を回復しました。

8月のその他の各国の為替相場の詳しいチャートはこちらの記事を参考にしてみてくださいね
→コロナ対策と経済活動の間で揺れる2021年8月の世界各国の為替相場
https://wp.me/paAhJs-TL

FXの基礎知識:ADXとDMIを活用してトレンドの流れを読む!

トレンドの強弱をラインで表示する「ADX」と相場の上昇と下落をラインで表示する「DMI」。
この2つを活用することでトレンドを認識することが簡単になります。

ADX(Average Directional Movement Index)はトレンドの強さでラインが上下します。
「アップトレンド」「ダウントレンド」どちらでも、強い場合にラインは上昇をして行き、トレンドが弱いときは下方へラインは低迷し続けます。

これにプラスしてDMI(Directional Movement Index)を組み合わせることで、相場が上昇しているのか、下落しているのかがラインで表示でき、さらにわかりやすくなります。

詳しくは下記の記事で図解していますので参考にしてくださいね。
→トレンドの強さを表すADXとDMI
https://wp.me/paAhJs-I7

FX用語解説:ネットバンキング

ネットバンキングはダイレクトバンキングの一種で、インターネット経由で24時間いつでも利用できる銀行のサービスのことです。
残高照会や振り込みなど、ATMなどで出来ることはほぼ全てネットバンキングでも対応可能となっています。

FXを始める際にも銀行口座が必要になるので、24時間使えるネットバンキング口座を開設しておくと便利です。
ネットバンキングなら入出金手数料が無料だったり、即時入金が可能だったりとメリットがたくさんあるのもポイントです。

使える銀行のネットバンキングはFX会社ごとに異なるので、すでに口座を持っている場合は確認しておきましょう。

FX用語の学習に便利なアプリもぜひダウンロードしてみてくださいね!
→FX用語集
https://apple.co/2JMLHPI

→ウェブ版はこちら
https://ecoledefx.xyz/words/

読者からの質問コーナー:Q.FX会社が破綻したらどうなるの?

現在国内では、金融商品取引法や関連法令などの法律で義務化されている「信託保全」という仕組みがあります。
これは顧客から預かる資金とFX会社の資産をそれぞれ区分し、信託銀行に委託して管理したり、保全したりする仕組みのことです。
この仕組のおかげで万が一、FX会社が破綻してしまった場合でも、顧客の資金には影響なく、預け入れた資金は手許に戻ってきます。

また、国内のFX会社はレバレッジの規制も厳しく、ロスカットの基準もしっかりしているため、会社が破綻する可能性は極めて少ないと言われています。

国内でのFX会社を利用している場合は、銀行への預け入れと同じく破綻によるリスクは極めて少ないと思って良いでしょう。

今週の注目経済イベント

9月6日(月) 独 製造業受注
9月7日(火) 欧 GDP(確報値)、豪 RBA理事会
9月8日(水) 日 GDP(2次速報)、米 ベージュブック
9月9日(木) 欧 ECB理事会
9月10日(金)英 月次GDP・貿易収支・鉱工業生産

FXや経済に関わるニュースをいち早く知るにはニュースアプリが便利です!
→FXニュース速報まとめ
https://apple.co/2UFv6Pb

編集後記

9月に入り、一気に涼しくなりました。
気温の変化が激しいこの時期は体調も崩しやすくなるので注意が必要です。

特に医療が逼迫している地域では風邪の症状があっても自宅での様子見を推奨されることもあります。
栄養と睡眠、適度な運動で免疫力をあげておくことが重要ですね。

食欲の秋、スポーツの秋を晴れやかに迎えるために、今できることをしていきましょう!

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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