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日本7-9月期GDP、年率21.4%増とリバウンド。但し今後の回復には大いに不透明感あり。

内閣府が11月16日に発表した2020年7~9月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で年率換算21.4%増となった。4~6月期に年率マイナス28.8%となった反動が大きいのだが、政府対策による公的需要増以外にも個人消費や輸出が持ち直してきている。

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NHKや民放や経済音痴の朝日新聞など主要メディアは「全然回復してない」「欧米よりも回復していない」的な論評が多いのだが、真に受けない方が良い。あの方々は経済がよくわかっていない素人なので相手にしない方が賢明だ。日本は欧米よりも落ち込んでいないのだから、そりゃ反動増の幅も小さいダロ。そもそも潜在成長率だってコロナ前からどこの国にも負けないほど低いのだから。

現状については、日経やテレ東が言っているような「先行き楽観できない」程度の抑えめの表現が正しい。欧米を中心に感染再拡大がとめどなく続いているために輸出の行方が心配な上、11月17日現在、日本国内でもコロナ第3波が明らかに本格化しており(ただ欧米とは比較にならない軽微なものだが)、一息つきかかった旅行・外食部門が年末にかけて再び急減速の可能性が増しており、国内需要の回復も小休止となりそうだ。場合によっては10-12月期は横ばいか一時的ながら僅かにマイナスかもしれない。但し、もう最悪期は抜けたのであとは回復軌道がどの程度上向きなのかの問題である。

そういえば、NHKをはじめとした連中の報道ぶりは相変わらず不正確・低品質・低モラルである。米大統領選の予想も激しく外していた(米メディア報道を民主党寄りの偏向報道と気づかずにコピペしてたのか。)。ニュースウォッチ9ではキャスターが浅はかな自分の意見を常に断定的に述べている。ご家族のだれか、みっともないから止めろ、と彼に言ってやってくれないか。看板ニュース番組がこのザマでは、さらなるメディア離れ・NHK離れを引き起こすのみと思う。

あてになるのはテレ東だけだ。テレ東、これからも頑張れ!

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