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エコシスラボの調査研究、およびエコシスラボメンバーの著作、イベント開催、メディア掲載などの情報です。
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記事一覧

創造的失敗思考をめぐって:第三稿

「失敗」を「早期フィードバック」と捉え直すべき訳~ナラティブに未来を紡ぎ出す創造的失敗の知恵 東洋経済オンラインにて、エコシスラボ代表 紺野登 の記事が掲載されました。​ 『失敗の殿堂: 経営における「輝かしい失敗」の研究』(P.イスケ著、紺野登監訳、東洋経済新報社)に絡めて、イノベーションにおける失敗学についての3本目の記事が配信されました。 NT+OO=EOO ってわかりますか? この方程式は、新技術(NT: New Technology)を古い組織(OO: Old

【お知らせ】FCAJ 国内外のイノベーション創造の「場」の調査結果を公表

世界初 イノベーション創造の「場」有効性定量調査の結果公表 エコシスラボ代表の紺野登が代表理事をつとめる 一般社団法人Future Center Alliance Japan(FCAJ)は、世界初の「場」の評価モデルであるEMIC(Evaluation Model for Innovation Centers)を開発、国内外の「場」87箇所、13カ国からの回答から定量分析を行いました。 その結果を、「国内外のイノベーション創造の「場」の調査報告書 〜これからの「場」のマネジ

新刊のご案内『「多元主義」を理解するための30冊~多様化する世界を読み解き,生き抜くために』ペーパーバック版が出版されました

多元主義は現代を見つめる重要なレンズだ 『「多元主義」を理解するための30冊:多様化する世界を読み解き、生き抜くために』オンデマンド(ペーパーバック)版登場! Kindle版が先行出版され、好評を得ていた同書がいま、リアル本(オンデマンド版)でも読めるようになりました。(エコシスラボ発行) ◆「特異点(singularity)がやってくるというなら多元性(plurality)が足元にあるのを忘れないように」(オードリー・タン:ユヴァル・ノア・ハラリとの対談より) ◆「ポピ

公開セミナー【Innovate for Impact】 ジェイ・オグルビー氏「シナリオプランニングと地球温暖化の脅威」ご案内

エコシスラボのアドバイザー、ジェイ・オグルビーさんが多摩大学大学院グローバルフェローに就任されました。 その機会にお話しいただくプログラムのご案内です。 多摩大学大学院MBAグローバルフェロー 公開セミナー 【Innovate for Impact】 「シナリオプランニングと地球温暖化の脅威」 2021年9月18日(土)AM9:30〜AM10:30 現代の複雑で不確実な時代に不可欠の経営思考・手法がシナリオ・プランニングです。いま世界中で活用されている、不確実で重要な2軸

創造的失敗思考をめぐって:第二稿

成功ストーリーばかりを学んでも意味がない理由 ~本来のナレッジマネジメントは失敗知識の活用 東洋経済オンラインにて、エコシスラボ代表 紺野登 の記事が掲載されました。​ 「現状打破したい」→「失敗したくない」→「成功ストーリーに学べ」→(再現性がないので)「うまく進まない」→燃え尽きる? これは、最近の風潮だ。他社の幸福や成功ばかりがSNSなどを通じてインプットされる。「いいね」ばかりが目的になる。 しかし、新たな事業やイノベーションは実は失敗の宝庫なのだが、成功例だけ

輝かしい失敗の研究はなぜ必要か?

今こそ「失敗」の概念を「創造的に」変えるとき「失敗」を恐れるあまり、空気を読んだり忖度して、何事もなかったようにしてしまうことってありませんか? 東洋経済オンラインにて、エコシスラボ代表 紺野登 の記事が掲載されました。​ 『失敗の殿堂:経営における「輝かしい失敗」の研究』 ポール・ルイ・イスケ (著), 紺野 登 (翻訳, 監修) 「イノベーションには失敗が不可欠」と言うけれど……。では、どんなふうに失敗するのか? 今の社会は、変化のスピードが速く、ますます複雑にな

「越境人材」への関心が高まっている

「越境」という意味の変わるとき 7月16日、「越境人材ミートアップ」キックオフが開催されました。 「越境人材ミートアップ」とは、100個の新産業の共創を目指す「新産業アクセラレーター」SUNDRED株式会社と経済産業省関東経済産業局が共同で、「インタープレナー(越境人材)」を軸に新産業の創出を進めるとともに、新産業共創のエコシステムを構築していこうという取り組みです。 越境人材とは、社会起点の目的を優先して行動し、組織を超えてオープンな新産業共創に意欲的な企業人、専門家

新・越境の方程式

TEXT by JUNKO TANAKA(ECOSYX LAB partner) ポッドキャスト「越境する感性」始動ナレッジエコロジストの紺野登さん(ECOSYX LAB 代表)と、新時代の越境人が語らうポッドキャスト「越境する感性」は、好評のうちにシーズン1の8人の方々とのトークを終え一つの区切りを迎えしました。 8つの奥深いトーク、こころ騒ぐ物語りを振り返りながら、また今後の展開をにらみつつ、変化の激流を越えて未来を構想するための新しい越境の方程式を探ってみたいと思いま

知識創造のワークプレイス・デザイン

新しい働き方を実現する HRイノベーション&オフィス DIAMONDハーバードビジネスレビュー 特別企画にて、エコシスラボ代表 紺野登のインタビュー記事が掲載されました。 リモートワークの普及は、経営者にオフィスの在り方を問うことになった。ただし、出社するワーカーが減った分単純にオフィス空間を縮小すればいい、という考えでは企業の成長も優秀な人材(Human Resources)の確保もおぼつかない。オフィスに限定せず、ワーカーが働く場所を“ワークプレイス”と位置づけ、知識の

問いからはじめるイノベーション-Vol.1 パーパスと社会イノベーション事業 【その1】

社会イノベーションとは何か?(前篇) 日立製作所の、社会課題の解決に向けたビジョンの共有を図る研究開発拠点『協創の森』にて、エコシスラボ代表の紺野登のインタビュー記事が掲載されました。 summary 企業活動や事業にパーパス=存在意義が求められる今、社会やビジネスの「問い」を起点にビジョンを描き、いかにビジネスにつなげていくか――。日立の研究開発グループは、研究者やデザイナーとの対話を通じ、この「問い」について考えるための新たな協創の場として、定期イベント「協創の森ウェビ

目的工学からみる社会イノベーション(動画)

パーパスの時代。モノづくり企業が牽引する社会イノベーションを目的工学から紐解く エコシスラボ代表の紺野登が、日立製作所未来創造拠点「協創の森」にて、鉄道事業はじめ社会イノベーションにおける目的工学についてお話をさせていただきました。 協創の森ウェビナー   Prologues 第1回 「パーパスと社会イノベーション事業」 プログラム2「目的工学の観点から社会イノベーションを紐解く」 (2021年7月7日 公開)

New publication from EcosyX Lab! (in Japanese)

"30 Books to Understand Pluralism" New Edition "30 Books to Understand Pluralism: To decipher and survive in an increasingly diverse world." (Kindle Edition) (2021) Bibliotheca Alexandrina (BA) Project (Editor), Takemi Kurezawa Tomoko S

再生

特別オンラインセッション「イノベーション創出のカギ ダイナモ人を呼び起こせ」第2回 仙石太郎(株式会社リワイヤード代表)「チェンジマネジメントの極意」

2021年6月28日 (月)19時より、多摩大学大学院MBA特別公開セミナーとして、第二回の特別オンラインセッションを開催致しました。 登壇者は前回(5月27日開催)に引き続き「ダイナモ人を呼び起こせ」の共著者の3人が務めました。 二回目のテーマ「ダイナモを活かす経営にかわるために」です。 企業改革を実現するうえで最大のチャレンジは、よい戦略をつくることではなく、人々が新しい働き方を進んで受け入れ、ポジティブに変わる手助けをすることではないでしょうか? 変革(チェンジ)マネジメントについて、仙石太郎(リワイヤード代表)が話します。 ※「企業変革をリードする新世代リーダー ダイナモ人を呼び起こせ」(2021)日経BP社 https://www.amazon.co.jp/dp/4296109065/ ※多摩大学大学院MBA特別公開セミナー〔第二回 開催:2021年6月28日より〕

再生

特別オンラインセッション「イノベーション創出のカギ ダイナモ人を呼び起こせ」第2回 荻原直紀(ナレッジ・アソシエイツ・ジャパン代表)「知の基盤を革新せよ」

2021年6月28日 (月)19時より、多摩大学大学院MBA特別公開セミナーとして、第二回の特別オンラインセッションを開催致しました。 登壇者は前回(5月27日開催)に引き続き「ダイナモ人を呼び起こせ」の共著者の3人が務めました。 二回目のテーマ「ダイナモを活かす経営にかわるために」です。 ナレッジマネジメントを経営の中核基盤として本気で整備してこなかったツケを、日本企業が払わされている現状に対して、荻原直紀(ナレッジ・アソシエイツ・ジャパン代表)は、知識経済社会を生き抜くために、今こそ『知の基盤を革新せよ』と主張します。 ※「企業変革をリードする新世代リーダー ダイナモ人を呼び起こせ」(2021)日経BP社 https://www.amazon.co.jp/dp/4296109065/ ※多摩大学大学院MBA特別公開セミナー〔第二回 開催:2021年6月28日より〕