通信制高校についての不満みたいなもの、学校納入の教材出版社の教材がほしい話

子すずめは学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校のの通学コース生(新入:中学卒業からダイレクトにN高入学したパターン)で現在高校1年生です。4月からN高オンリーでした。

最近、保護者の私には通信制高校の不満…というか、N高についての不満があります。ほんの、ささいな不満なのですけれど…

ささいな不満…それは、副教材がないことです。

副教材…私がイメージしているのは、国語便覧とか、理科図表とか、歴史や地理の図録とか、そういった諸々の、学校納入専門の教材出版社の、安価な副教材のことです。私は中高と中二病な感じだったので、国語便覧で源氏物語の寝殿造りを見てはニヒニヒ、歴史図表で御成敗式目を読んではニヒニヒするタイプの、ファンタジー野郎だったので、わが子が高校生になった時のああいう副教材、副読本を楽しみにしていたんですよね…

NS高の教科書は、授業料(単位×一定の金額)に含まれている点は、ありがたかったけれど、副教材なしかよー。希望者だけ購入あっせんもしてくれないのかよーって、思いました。

学校納入専門の教材出版社の教材って、安価なんですよ。おそらく全校生徒が購入するのが前提の、大量発注だからこそ、お安く提供できるのだと思うのですが。一般人も学校納入専門の出版社から購入することは可能ですが(学校納入専門の出版社へ問い合わせてみました)、一部市販に応じない書籍もあるし、安価で薄めの問題集等は市販の場合は解答&解説シートは渡せないルールになっているとのことでした。

国語便覧や理科図表や歴史地理図録を見てニヒニヒできないのが残念だし、学校納入専門の出版社の教材、好きだったんだよなあ、私が高校生だった頃。ぼーっと習っていない部分のページをめくって図表や資料を眺めるのがとても好きでした。現代の子はそういうぼーっと書籍のページを繰ることなんてしないのかなあ?Google様にお伺いすれば、ババーン!とそれに関連する図や動画を見せてくれるのでしょうが…何でもかんでもネットの上、PCやスマホのディスプレイ上で見れるのって…目が疲れない?目が回らない?…そんなこと言うのは、紙好きの昭和の人のノスタルジーにすぎないのだろうか?

私自身は、高校時代の英語の先生が、ゴールズワジーの「林檎の木」という英文学の作品を、桐原書店の薄い(おそらく高校生でも読むことができる程度に表現を平易にリライトしてくれていた)英語のリーダー本で読解させたのを未だに覚えています。なんでこんな本を読まされるんだろうと当時はわけわかっていませんでしたが、今となっては先生は英文学の入り口みたいなものを私たちに紹介したかったのかもなあ…なんて思い出します。ほかにも国語の国文法書(高校生向けの)とか、懐かしいなあ…。特に便覧、図表、図録はテスト勉強で問題集解きまくった後にぼんやりと眺めるだけでもテスト勉強している気になれるところが最強だったなあ…

あ、そういった副教材がほしいなら、メルカリで購入すればいいじゃんという助言は不要です。だってメルカリには最新版の副教材ではなく、受験期を終えて受験勉強モノを放出する出品が多いので…。

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