相変らず　他愛もない　嘘や本当の中で
永遠に　続きそうな今を　滑るように　歩いてる

大好きとか　大嫌いを　飽きもせず繰り返し
幾つもの　後悔を抱いて　また一人　花を見る

青すぎる空に　戸惑っては
閉ざした窓で　切り取って　迷いながら
誰も約束してくれない　地図を片手に
夜にもたれかかって　朝を迎える

小さく吐くから　ため息で
深く吸い込めば　深呼吸なのにね
上手くいかないことばかりだよ
君はどうだい？

爪先立ちで　手を伸ばして　風に揺らした風船
危うさに　胸を鳴らしながら　でも確かに　感じてる

きっといつか　指を開き　自由だねと　呟くよ
その言葉が　誰のためのものか　わからない　今はまだ　

一つだけを選ぶ　理由を探し
見えない振りした　欠片かけらも　きっと僕だ
誰も約束してくれない　地図を片手に
搔き集めているんだ　朝が来るまで

小さく吐くから　ため息で
深く吸い込めば　深呼吸なのにね
二人で　苦笑いしたよね
君はどうだい？

小さく吐くから　ため息で
深く吸い込めば　深呼吸なのにね
上手くいかないことばかりだよ
君はどうだい？

＜ 了 ＞