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エンジニアのカナダ就職をおすすめする理由

こんにちは、Hidetoです!

この記事では、エンジニアがカナダで就職をおすすめする理由を簡単に話します。

さて、私自身はカナダのスタートアップ企業でWebエンジニアとして就職した経験を元に、これまで何十人、何百人の就職サポートを行ってきました。カナダで1人でも多くのエンジニア/デザイナーが就職出来れば思い活動しています!

ここからが本題です。「エンジニアとして海外就職したい!」と考え始めた時、就職先の国の選択肢が山程あって迷いますよね。仮に英語圏で絞ったとしても、アメリカ、イギリス、オーストラリア、NZ、フィリピン、などなど。それに、英語圏にこだわる必要もないと世界中に選択肢は195の国(日本が承認している国の数)がある。。。

ただ、そんな迷える仔羊なあなたに、私個人としてはカナダ🇨🇦を色んな面からおすすめします!

これには本当に沢山の理由があります。今回はその一部の魅力をお伝えします。

では早速「エンジニアでの就職はカナダが良いよ」って話、さくっといきましょう!おすすめの理由は4つです。

1.カナダは移民が多い

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そもそも移民がカナダには多いです。カナダの人口の21.9%がカナダ国外で生まれた人です。つまり、5人に1人がカナダ国外生まれ(もちろん私もそのうちの1人🇯🇵)。比較対象として、カナダのお隣の国、アメリカでは国外生まれの人は14%です。カナダの方が高いです。

そして、カナダの近年の人口増加も80%が移民によるもの。(残りの20%はカナダ国内で生まれた赤ちゃんたち。)

でも、外国人や移民が多いと何が良いのか。

まず、外国人の立場であっても生活しやすい、仕事がしやすいということです。これだけ移民を受け入れているので、国として、社会として、会社として移民の受け入れ体制が整っています。つまり、外国人、移民としての立場でも活躍しやすい場が多くあります。僕がWebエンジニアとして就職した会社も、台湾系カナダ人やエリトリア(アフリカ東部の国)からの移民、中国からの移民、ブラジルからの移民など、他にも色んな国籍や出身地の人が混ざった職場でした。

心理的的にも「自分だけ外国人だ」って状況より、似た境遇の人が多い方が良いですよね。

また、様々な国出身の人がいるという事は、みんなが色んなアクセントのある英語を使ってコミュニケーションを取っているということです。街中でも会社の中でも、様々な英語が話されています。特にIT企業は移民の割合も高く、オフィスの中で色んなアクセントの英語が聞こえます。

今後グローバルに活躍する場合には英語圏の英語に慣れるだけでなく、色んな英語に慣れておくと、今後の活躍の場が広がります。まずはカナダで働くことで、その後にヨーロッパ、インド、中国、東南アジア、アフリカ、中東、色んな国へ理解が理解が深まり、挑戦の扉も開きます。(少し前に、日本のメルカリなどもインド人エンジニアを沢山雇ったりと話題にもなりました!)

カナダで働いた後は、今後、世界のどこで活躍しやすいです。

2.アメリカのIT企業が多い

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「いやいや、なんでカナダなのにアメリカ企業の話なの」と思った方も多いと思いますが、ぜひ聞いてください。

その理由は、世界のITをリードしているのはアメリカの企業であり、その企業が多くカナダに開発拠点を構えてるということ。特にシリコンバレーやシアトルにある企業たち。GAFA(M)とかFAANGなどと呼ばれる、アメリカのテックジャイアントがカナダにも進出しています。

つまり、グローバルスタンダードで最先端も技術がアメリカからカナダに持ち込まれているということ。エンジニアとして高いレベルを目指したい人は、技術力の高い場所で勝負したいと思うはずです。(そして給料も高い!)テックジャイアントがカナダに多くあるので技術力の高いエンジニアもカナダに沢山います。

「いやそんなものすごい企業で働けないよ!働く気もない!」って方、ご安心ください。(僕も同じです!)アメリカ企業のカナダへの進出はGAFAMだけでなく、中規模の企業、スタートアップ企業、あらゆる企業があります。これら多くの企業はカナダ人だけを雇おうとしているわけではなく、カナダで働く外国人や移民の雇用を積極的に進めています。

今はアメリカでは就労ビザ取得の競争率が本当に厳しくなっていて、アメリカでは優秀な外国人エンジニアを雇用するのが非常に難しい。なのでこれらアメリカ企業はカナダに進出しカナダで外国人を雇用しています。

もちろん、カナダにはカナダ生まれのIT企業もいっぱいありますし、カナダの企業も外国人を積極的に採用しています。技術力が高いところも沢山あります。(カナダもQuantum Computingの技術や、AIの分野では世界の最先端を走っています!)

このアメリカ企業とカナダ企業、どっちもが勢いよく外国人を雇用しているので、我々日本人によってもダブルでチャンスがあるということです。

3.カナダのワーキングホリデービザが優秀

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気づいている人が少ないのですが、カナダのワーキングホリデービザは優秀なんです!(ワーキングホリデーは略してワーホリって言ったりします。)

実はカナダのワーホリビザは超優秀です。ワーホリって聞くと「レストランで働く」とか「カフェで働く」が頭に浮かびますが、それだけに限られません。エンジニアとしても会社で正社員として働いても良い、列記とした就労ビザなんです!

海外において、会社で正社員として働けるビザを手に入れるのは難しい場合が多いのですが、それを考えるとカナダのワーホリビザは素晴らしい!

ワーホリビザは国により制度が違うのですが、カナダの場合、ワーホリビザは立派な就労ビザとして認識されています!

しかも、ワーホリビザはカナダの中で就労ビザとしては、最も柔軟性の高いタイプの就労ビザなんです。ワーホリビザ1年間は制限なくどれだけ働いても良く、転職も何回でもOKです。実は他の就労ビザでは働く時間が決まっていたり、転職はできない、など制限がある場合が多いですが、ワーホリは自由度が高い!

そして、カナダのワーホリビザが更にすごいには、カナダの永住権にも繋がる点です。ワーホリビザ、実質就労ビザですね、これを使ってエンジニアとしてワーホリビザで1年間働けば、永住権申請時の就労経験として加算されます。素晴らしい!ワーキングホリデーと言う名前にはホリデーが入ってますが、ホリデーしなくていいんです!ガッツリ働けます!

他の国ではワーホリビザは、カナダのワーホリビザほどの威力がなかったりします。例えば、オーストラリアだとワーホリで同じ雇用主では半年までしか働けないという制限があったりします。永住権にも繋がりにくいですし、そもそも半年間だと中々エンジニアとして雇ってくれるところは少ないです。アメリカなんてそもそもワーホリビザがないんですよね。

ただし、カナダのワーホリビザは30歳までに申請しなくてはいけません。もし、それ以上の年齢の方、もしくは既に使っちゃいました、って人はどうするか。その場合にはカレッジ入学することで得られる、Coopビザやポスグラビザという働けるビザあります。

そして、実は、ワーホリビザはこのCoopやポスグラと組み合わせると、更に長く就労できたり、永住権に繋がりやすくなります。このCoopとポスグラにとワーホリビザとの組み合わせに関してはまた他の機会に詳しく説明します。

ここでは「カナダのワーホリビザは超優秀!」ということを覚えておいてください。

4.企業サポートの就労ビザ&永住権を取りやすい

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さて、ワーホリビザだけだと最大1年しか働けないのですよね。でも、もっと働きたい!そう思う方も多いはずです。

その1つの選択肢として、企業サポートの就労ビザがあります。

この企業サポートの就労ビザの取得の難易度は、アメリカと比較すると段違いです。(アメリカ企業がカナダに進出して、カナダで優秀な外国人エンジニアを採用している、という話を先ほどもしました。)

感覚値ですが、アメリカと比較するとカナダの方が10倍、100倍くらい就労ビザのハードルが低いと言えそうです。もちろん、簡単だとは言いません。多くの人が苦労してしています。

ただ、ここ1, 2年前にエンジニアであればものすごい速さで就労ビザを取得できる新しい制度ができました。その名も、Global talent stream!

Global Talent Stream、仰々しい名前のものですが、これは革命的です。今ままで企業サポートの就労ビザだと企業の時間的、金銭的負担も多く、期間といしても長ければ6ヶ月など申請にかかることもあります。

それがGlobal Talent Streamだと、最短2週間で取得できるというものです。1/10以下のスピードなのでとても魅力的です。もちろん一定の条件はりますが、企業の負担もそこまで大きくなく就労ビザが取得できます。そして、企業側の負担も比較的楽なので、このGlobal talent stream使って、外国人を雇う企業が増えてます。

こんな革命的な制度、他の国にはないと思います。カナダはよくアメリカとかオーストラリアと比べられることが多いですが、就労ビザの要素を含めた就労のチャンスはカナダがダントツです。外国人に優しい国カナダ。

永住権に関しても、BC PNP Tech Pilotという永住権申請カテゴリーを始めとし、多くのカテゴリーでエンジニアなどテック系人材が優遇されています。(※ ビザに関する詳しい情報は必ず移民コンサルタントや移民弁護士に確認してくださいね!)

まとめ

以上が、なぜカナダを、IT海外就職で強くおすすめする理由でした!いかがでしたか?

簡単におさらいすると、この4つの話をしました。

1.カナダは移民が多い(働きやすい!)
2.アメリカのIT企業が多い(就職先のチャンスがいっぱい!)
3.カナダのワーホリビザが優秀(エンジニアで正社員として働ける!)
4.企業サポート就労ビザ&永住権を取りやすい(Global Talent Streamが革命的!)

この4つ、カナダでエンジニアとして就職する魅力が伝わりましたでしょうか?! 

今回は概要だけなのでそれぞれの詳細説明は省きました。詳しい部分は必ずご自身で積極的に情報を集めてみてください。

この記事はあくまで、皆さんの情報収集のきっかけになれれば良いなと思いて書いてます。カナダや海外で活躍する方が少しでも増えたら本望です。

みなさんのカナダでの活躍を応援してます!

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