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TiAライブレポート【ビルボードライブ横浜】

【TiA Heart Singing Live “Rejoice” 】

本日は一部の方だけですが、今年2月以来約9か月振りにTiAさんの元気な姿を見る事ができました。

会場は今年7月20日にオープンしたばかりの【ビルボードライブ横浜】

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全体的にフラットな造りなので、アーティストとの距離がより近く感じられる構造となっている。
入場後すぐに検温があり、会場の至るところに消毒液も設置されており、およそ300席入る会場だが、コロナ対策も万全である。

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午後18時30分。予定していた開演時間通りにまずは今回のサポートメンバーが登場する。

あれ!?
最初に目を奪われたのは3人のバックコーラスのうちの一人だ。

だってそこにはよく見慣れた顔があったのだから…。

waKasaさん!?
そう。彼女は昨年のアポロシアターアマチュアナイトジャパンで受賞したスーパーシンガーなのである。

そしてステージへは最後に本日の主役TiAさんの登場で一気に会場のボルテージは上がった!

開演そうそう、いきなりあのグラミー賞を何度も受賞しているゴスペル界のカリスマ、カーク・フランクリンの曲から入った。
次にTiAさんが得意としているリチャードスモールウッドの【Center of my joy】を
歌い上げる。

この曲を歌い終えた後のTiAさんはいつも
グッタリとする。そしていつものように泣き出すかと思いきや、ギターリストの方が天を仰いで涙を溢していた。サックスの方もしかり。
TiAさんよりまずそちらが目に飛び込んできたのでTiAさんが泣いていたのかは結局、わからずじまい…。

TiAさんも言ってたけれど、ライブというものは今までアーティストは観客の前で歌を歌い、我々観客も会場でアーティストのライブを楽しむ事が当たり前だったけど、このコロナ禍で当たり前の事が当たり前ではなくなったんだよね…。
お互いにそれを実感し合えた空間だったのかと思う。

しかもコロナ禍の中、声をあげる事もできず拍手でアーティストへエールを贈る、一種異様な雰囲気の中でもあった。こんなライブは初めてだ。

そのせいもあり、喜びも感動も何度も観たはずの彼女のパフォーマンスが過去のどのステージより貴重で一曲一曲に重みも感動も何倍にも感じられた。

ライブがしたくてもまだできないアーティストだってたくさんいるだろうしね…。

その後、THEカラオケバトルで優勝した時の曲【THE GLORY DAY 】やTiAさんが初めてニューヨークの教会でゴスペルという音楽と出会い歌った【It Could Have Been Another Way】や【Joyful】で盛り上がると最後はアルバム【Miracle】のタイトル曲でフィナーレに!
歌い出し前に少し歌詞を説明して歌い上げたのだが、個人的には一番今日、胸を熱くしてくれた曲かな?

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どんな 悲しいことさえ
いつか 乗り越えてるから

こんな 綺麗な空にも
暗い色は 溶けてるけど

一人じゃない強さ 今
泣きたいほど 感じてる
もうあの頃の自分には
戻らないと 決めたの
今 あなたを

愛してる
ただ抱きしめて ただ愛したら
世界は怖くない
失うことも 叶わない夢さえも
それは小さなことだから…

そしてアンコールコールの渦の中、彼女たちが姿を見せるのはそう長くはなかった。

いよいよラストソングの時間である。
そんな一時間半のライブはあっという間に時を刻んだ。

もちろん最後はこの新曲。
【Rejoice】
https://youtu.be/vINIqBuAZc4

今回のライブで少し予想とは違ったのは
TiAさんが終始、元気に楽しそうに笑っていた事だ。

だってようやく待ちに待ったライブなのだからTiAさんならきっと号泣して泣き出すだろうと予測するのが普通かと。
でも今日は笑っていた!

そうなのである。彼女はリハーサルで
ガンガン泣きまくり、本番ではそんな姿を無理して見せなかったに違いない…

何よりも歌える事や皆に会えた事がそれ以上に嬉しかったからだと思う。

そんな彼女はいつも全集中の呼吸で一曲一曲に魂を込めて歌う。

コロナ禍が長期続く中、今度はいつ会えるかな…?

だからこそ、その一瞬一瞬を大切にしていきたいと思う。

Special thanks,TiA
Love you

記事:EDDIE TSUCHIYA
2020年11月25日



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