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キレっキレっのジジイ、ババア。


 オカメです。
 YouTubeで番組を見ていたら、81歳で野球の現役コーチのお姉さまが出てました。
 80歳を超えても、こんなに走れます、とか毎日この山登ってますとか、という人はたまに目にします。
 でも、その人はそのレベルをあっさりと超えてました。
 動けます、じゃなくて普通の人でもそれはできないでしょの動きのレベル。
 こんな人居るんだなぁと驚きました。

 自分の親や関わる諸先輩たちを見ていて、人によって大きな違いが出てくるんだなぁという、一つの年齢の区切りがあるような気がします。

 それが70歳。

 60代ぐらいだと気力のある、ないで気持ち的な差はあるとは思います。
 何か新しいことを始める気力や、新しいものを覚える気力など。

 それが70代になると、気力とは別にどうしても思い通りにならない身体の不調だったり、筋力だったりする、体力面での決定的な差が。

 これは、やはり日頃からの運動や歩いていることに尽きるのではないでしょうか。
 いくら健康的な食事をこころ掛けても、
こればっかりは動かないことには。

 にしても、どう生活をしてれば、あれだけ動けるのだろう。テレビを見ていてそう思いました。

 ある程度の体力というのがあれば、それに見合い気力もあり、それに伴い若さがついてくるような気もします。

 その若さとは一体なんなんでしょうか。

 その年齢で、その世代で、まだ若いからとは言われます。

 20代の方は言われる機会も多いでしょう。
 そして、少なからず、そうなんだなと、納得せざるを得ないかもしれません。 

 30代になれば、言われることも多いけど、そんなの分かっているよと思いつつ、真の理解はしないまま、20代に同じことを言っているなと、実感することもあるかもしれません。
 
40代、50代になると、部下や子供に、
自分の築いてきた合ってるかどうかは分からない価値観を押し付けているかもしれません。

 そうやってか、いつの間にかなのか、
自分も他人に対して、
「まだ若いからね」とか、
「いいね、まだ若いから」
みたいなことを言ってしまってます。

 何かに向かって頑張っているときに、 一番言われたくない言葉を。
そんな簡単に片付けて欲しくないことを。

 それをもしかるすと、年を取った、
というのかもしれません。 

 考え方しかり。身体のことしかり。

 そんなことが分かる優しい大人でいたいな。
 そんな他人のことは、分からなくてもいいわがままな大人でもいたいな。
 少なくとも、何かをしたいとき、自由に動ける身体でいたいな。

 オカメはそんなジジイ、ババアになりたいです。
 しかもキレっキレっで。