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英語の習得ができないのはインプット不足が原因ー原因が分かれば解決できる!

この記事を書いている人

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【職業】
 英語を教える仕事をしています。教歴26年。

【研究】
 1. 言語と脳の研究で博士号を取得。英語等の外国語や第二言語の習得メカニズムを解明する研究をしています。
 2. 英語教育の開発。学術的知見に基づいた英語運用力の習得、コミュニカティブアプローチ (CLIL, TBLT)、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)、テスティング理論を組み合わせた英語教育の開発。

【資格】
 英検1級、TOEIC4技能満点、Cambridge Council of Europe Level C1


英語が習得できないのはインプット不足が原因

長年英語を勉強しているのに、英語が使えるようにならないという現象は多くの方が感じていることと思います。実は、英語がなかなか習得できない原因は意外と簡単で、インプット量の不足にあります。

英語と母語の比較
小学5年生〜大学生の12年間の英語の授業時間:736時間(ベネッセ調べ)
↕️
母語1日10時間✖️365日✖️12年=43,800時間

標準的な中学校・高等学校の英語の教科書6年分の英文量
The Japan Times 1日分

いずれも標準的な指標ですが、多少前後したとしても、圧倒的に英語に触れている量が少ないことが分かると思います。

才能の問題ではありません。単純にインプット不足が原因です。

英語の習得が上手くいかない原因が分かれば、それを解決するだけです。次回以降、言語習得に最も重要なインプットについて解説します。

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