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25 沖縄へ

6月中旬、沖縄へ行ってきた。
もうかれこれ3年ぶりの沖縄だ。
前回は、千葉に住んでいた時に仕事で行くことになった。今回は北海道に引っ越してから初めての沖縄。
どうして沖縄に行こうと思ったか?なんだけれど、今年の1〜3月で老子についてオンラインセミナーを受講したことがきっかけだった。その講師の方は、千葉に住んでいた時に通っていた勉強会で知り合った人だった。私より1回り以上年下の方だったが、不思議と話が盛り上がる。とても不思議なご縁を感じ、それ以来、機会をみては一緒に食事をする事が多かった。
その方が3年前に沖縄へ移住し、仕事や学びを通じて多くの気づきがあったのだろう。老子についての研究を深めている。その方と、このタイミングで会ってお話しすることが自分にとっての変容となるのではと考えていた。

沖縄への移動は、1日1往復だけだけれどLCCで行く事ができた。かなり格安で移動する事ができるようになった。隔世の感を感じる。これは感覚的に近くなったように思える。

沖縄に到着し事前に連絡していたその方と合流できた。そして早速、用意してくれた部屋で酒を飲み、トークセッションが始まる。セッションは夜遅くまで続いた。

滞在していた場所の一部。築60年以上の古民家。ゆっくりとした時間が流れます。

次の日、沖縄に来てからというもの雨の日ばかり続いていた。どうやら例年よりも雨が多いとのこと。ずっと降り続くということがいつも同じ時期に行っているが経験上、今まで確かになかった。ただただ雨が降り続く。
私は雨の音が好きだ。沖縄の山間に宿泊し、山の音、雨の音をただ静かに聞いていた。とても癒された。寝ている時も雨の音が心地よかった。
そのなかでひたすらトークセッション。これから自分がどうしていきたいのかを見つけるためのものになっていった。
夜にはご縁の出来た方との食事会に参加。どうやらプレゼン的なものを期待していた様だが結局自分自身がそこまでの心持ちになっておらず、うまくいかなかったと感じた。その晩はかなり飲んだので、すぐ眠ってしまった。

帰路につく日、飛行機の時間まで昨日の反省会からのトークセッション。
以前からぼんやりではあるが、私の中ではこれからの展開が頭の中で絵が見えている。そこでやっているイメージしか見えない。そして私の人生が始まる時におそらく計画立ててきているんだということも。この流れも全て過程であるということ。そして自分がイメージした様に進んでいくんだろう。という実感があった。

有って無くて、無くて有るという感覚がとてもよくわかった瞬間でもあった。
とても矛盾する2つのものが裏表のように存在しているということ。
(言葉にするととても薄っぺらいものになってしまったが)
とても実感出来た。

気がついたらもうフライトの時間が近づいてきた。
私は慌てて帰路に着いた。

この沖縄の旅は、自分にとってリトリートの時間だった。
沖縄というゆっくりと時間が過ぎていく場所の中で、私のこれからの歩みが少し見えたような気がして、とても有意義だった。

観光のしない沖縄。これも意外に良いものだ。
心の整理だけの目的で沖縄に行く。なかなか出来ない貴重な経験だった。

この飛行機のおかげで帰る事ができました。


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